それとめまいがひどくて何ヶ月も寝ているような人が、どんな治療や対策でめまいを解消したか、これも大変気になっています。
涼しくなってきましたから、路上などに寝ていれば、寒さで意識を取り戻す方も出てくるでしょうから、長時間眠り続ける方は少なくなってくるのかもしれません。
しかし、車を運転して交差点で止まるごとに寝ていた人は、寒くなっても運転時に眠気を催すでしょう。
筆者が恐れるのは
@ 眠くて仕方がない人は、簡単には症状が改善せず、そのうち交通事故を起したり、あるいは凍死類似の体温低下で亡くなる方が多くなるのではないか。
A めまいの強い人は、ベッドから起き上がることが少なくなり、普通の社会生活を送ることが困難になり、そのうち他の疾病を発症して身体機能に障害を生じてしまうのではないか。
それに、心筋梗塞による急死事例、比較的若い方の白血病発症・死亡事例が続いています。セシウムには90日程度の生物学的半減期があるとされます。福島第一原発事故直後に体内に取り込んだセシウムは2年半程度で減衰してしまっているはずです。
それにもかかわらず心筋梗塞で亡くなる方が続いているのは、福島第一原発事故直後だけでなく、最近時点においても食品のセシウム汚染は強いことを示唆します。生物学的半減期90日程度という理論が正しくない可能性もあります。
白血病は、内部被曝でも外部被曝でもどちらも原因となるでしょう。体内組織が破壊されるという点では、体外からの放射線でも体内からの放射線でも同じです。
筆者は、内部被曝の影響がより大きいのではないかと疑っています。西日本で比較的若い方が白血病を発症していますので、外部被曝より内部被曝を疑ったほうが合理的です。
食品の汚染基準は100ベクレル/kgのまま維持されています。そして、検査は信頼性に欠けます。福島県産品のほうがしっかり検査されているから関東産品よりも安心という声もありますが、筆者には信じられません。検査は、福島でも関東でも信頼に足りません。アルファー線源、ベータ線源についてはどこの産品でも検査されていません。
水道水の汚染も続いています。濃度的にはわずかでもコメを炊く時に使った水に含まれていた放射性物質はほぼそっくり飯に残るはずです。
道で倒れている人は、眠くて寝込んでいる人だけではありません。次のような事例も多いはずです。
※ 龍観 @nagavalok 9月3日
東京の朝。人が倒れていてもスルーして職場に向かう人々。私は倒れてる人を見かけると、声かけたり、酷い時は救急車を呼んだ。救急車を呼ぶと、救急車が来るまでその場で待機しろと言われ、警察が来て事情聴取。後日、倒れた人が植物人間になったから、とまた警察で事情聴取。第一発見者は疑われる。
龍観氏は善意の人です。ここに書かれたことが真実でしょう。筆者はウオーキングの途中に交通事故を目撃し、救急車を呼んだことがあります。救急車が来るまで、二次的な事故防止の措置も講じました。

側に立つ若い方が救急車を呼んでくれたようです。到着を待っています。画像は、カイトのブログに掲載のものを拡大。
体調不良で道路や駅で倒れた人には、目を覚ますこともなく旅立たれたり、上のツイートのように植物人間になったりする方も少なからずおられるはずです。眠くて仕方がなくて寝込んでいた人は、そもそもなんらかの健康上の問題、特に被曝による体調異常を抱えていると見なければならないでしょう。
※ neko-aii @neko_aii 氏の2015/5/25のツイート
"@muragon0 2012年10月21日
駅のホームで倒れてる人に″大丈夫ですか?″
って声掛けてる人がいたから
「駅員さん呼んできます-」って言った所で
頭から血がピャーって出てきて唖然
水の入った袋に小さな穴を開けた様な出血の光景が
目に焼き付いてしまった(怖"
※ KEIJI @ky0081氏の2015/7/25のツイート
駅構内を歩いていたら目の前に40代男性が倒れた。つまづいたのかと思ったらそうでは無かった。痙攣しだして、顔が青ざめ、いびきがはじまった。急いで救急車をよんだ。彼の無事を祈る。
潜在的な体調異常が上のような深刻な疾病例に発展しないよう願いますが、楽観は禁物です。
これだけ電車内急病人発生で電車が遅延したりしているのに、世の多くの人は気づかないのか、あるいは意識しないようにしているかのようです。そういう人は、放射能に関してまったく無警戒なわけで、時間の経過とともにその人の出番が回ってきます。
今の食材流通状況を見ると、外食の多い生活で、内部被曝による体調悪化を回避するのは無理です。
条件の変化で、健康被害の多発が特に懸念されるような地域も出てきます。放射性物質に汚染された廃棄物の処理や焼却を行うところがそうですし、福島浜通りの自治体で避難指示が解除されて住民が多数戻ったような場合です。
筆者は、今回解除された楢葉町について多数の住民が帰還するとは見ていません。別の記事に書きましたが、楢葉町はすでに汚染土がそこら中に積上げられています。もうのどかな田園風景はありません。住民は、多くの方が亡くなったことを知っています。帰還したことにしないと町の事業を受注できないなどの特別な事情のある方や公務員などに限られるのではないでしょうか。
これらの方が帰還した場合、避難先よりも格段にF1に接近して生活することになります。F1から飛散する放射性物質の大気中濃度は、F1に接近するほど濃くなります。
F1に出入りする車両が増えており、除染事業に従事する車両もあって道路は混雑しています。これらの車両が運ぶ放射性物質にも警戒が必要です。走行サーベイの結果では、新潟市の近くですら高速道路に線量率が高いところが見られます。
さらにあげると、日本人が放射能に対して次第に慣れっこになってきて高をくくっているのではないかとの懸念を筆者は強めています。最近このブログを見始めたという方は、知識面で2周、3周遅れの方もおられるのは止むを得ませんが、前から見ている読んでいるという方の中に、本当に意味が分かっているのだろうかと、疑問を感じるコメントを寄せてくる方もおられます。
筆者自身、記事を書いていてこの内容は理解してもらえないだろうなと心配することも確かにあります。ベータ線源の問題を集中的に取り上げたときには、読んでいて眠くなるとの評もありました。
しかし、専門家が沈黙している中で、危険の所在を探るためには、あちこち参照しながら専門的なことの理解を深めなければならないのです。ウランの大量降下とその危険性に触れた専門家の警告に関しては、筆者はバスビー氏による発言以外には知りません。
理解が不足なのではないかと懸念されるコメントには、よく「分かりやすい記事」とか「読みやすい記事」とか書かれています。そういう記事になるよう努めていることは確かなのですが、肝心のことを理解してもらっていないという点で自分の力不足を感じます。
そんな経験を重ねて、被曝回避問題は、一般国民に教養として身につけろと言うのは無理なのかも知れないと考え始めています。
これは食べてはダメ、こういう場所に住んではダメ、こういう場所に立ち入ってはダメと、具体的に提示しなければ、効果は上がらないのでしょう。
チェルノブイリの被災地では、まがりなりにも上のような措置を講じました。何年も経ってから村を挙げて避難したことはありますが、汚染が確認された地域に住民を帰還させたことはありません。
そのようなことを考えながら、この先、日本では被曝による被害が際限なく広がるのだろうという思いを強めています。
日本では、これにご指摘の内部被曝や、エンドレスに続く放射能排出、そして大阪や福岡を初めとする各地での瓦礫焼却が加わるわけですから、西日本でウィーン以上の患者が出るのは必至…辛い話です。
ああ、それに、福島の事故の後も子供達は普通に屋外で過ごしていたのですよね、日本では。あの月の月末まで非常勤講師をしていた私は、自責の念にかられています。関西なら大丈夫だと思っていたのです。子ども達に申し訳ない…
1年半程前に国際結婚をし、その相談、と言うか、愚痴と言うか、、、が内容だったのですが。
彼は元々温厚な人間でした。
わからないことは、わからない、ときちんと言える人間で、人の忠告を真摯に受け入れる度量もある男でした。
ところが、今は、
人の話は聞かない。
自分にとって都合のいい部分だけに反応し、それ以外は一切合切スルー。
何を言おうが自説に固執する。
完全に違う性格になっており、全く会話が成立しないので、チャットを切りました。
彼は、放射能については、無知であり、当初は若干なりとも気をつけようという意識はあったものの、一人暮らしということもあり、外食を続けていました。
新婚の奥さんはアジアの方で、彼女ともチャットをしたことがありますが、或る意味昔の日本神話にまだ染まっており、積極的に気をつけるつもりは無いようでした。 (来日後に始まったという心臓の痛みを訴えていたので注意方法を教えたのですが、外食は止められずにいるようです)
彼らが住むのは神奈川県大和市です。
私が思うのは、今までずっと食事と行動に気を付けて来続けた人々と、何も気にせずに来た人々との間には既に大きな差がでてきているのではないか、と言うことです。
気にせずに来た人々は既に放射性物質に因る脳障害を発症していると思います。
既に状況を理解し、回避策を考えるだけの知性が残されていないと思います。
手遅れ、と言うことです。
気にし続けて来た人々にはまだ理解能力は残されているのかも知れませんが、今の関東で放射性物質を体内に取り込まずに生活することは不可能と思いますので(広島以西だって難しいのに)、こちらも脳障害の発症迄に残されている時間がさほど長いわけでも無いと思います。
今、気づいている人は、全てを放り出してでも逃げるべき出す。
「命あっての物種」です。
身近な人が倒れて初めて行動するのは遅すぎます。
自身が倒れるまで残されている時間は数ヶ月か、数週間か、数日か、数時間なのかも知れません。
東京の都市機能崩壊は、東京五輪前、と思っていましたが、状況は加速度的に悪化しており、あと2年ほどかなぁ、と感じています。
脳の萎縮が始まってしまっている人々は、脱出パニックが始まっても、何が起きているのか理解することは無いと思います。
事故直後からの行動の積み重ねが大きな差を作ってしまっており、今から如何に気をつけようが、体調の劇的な悪化を押しとどめる程度の効果しか得られないのではないか、と思います。
ずくなし様
日々の分析と警告を続けて下さり、ありがとうございます。
コメントは間が空きましたが、移り気せず(笑)日々、拝読しておりますよ。
脱被曝に関しては、危機意識が高まるどころか、
初めから他人事に加えて、喉元過ぎれば…の危機意識が希薄な方が増えた?
ように感じます。医療者でも同じ「怖がりすぎ」という意識です。
夏季休暇中はマスク着用の方を数名見かけたものの、ただただ、奇異に見られます。
また、周囲に周りの迷惑顧みずの喫煙者が多く、
集合住宅の公共の場やご自宅でも開け放っての間接喫煙の被害に辟易。
吸気被曝を強いられて非常に迷惑です。
窓を閉め、フィルターや目張りに加えて、室内でもマスク着用で
鼻血や耳からのジワッと出血は治まりますが、喉の違和感は続いています。
本人が同調圧力に負けてしまうと、被曝回避はますます困難です。
危機意識の高い方ほど、経済的にも体力的にも余裕のある方ほど、
海外へ、より西へ、移住や保養に出向かれているでしょうから
後に残るは、移住や保養を必要と認めない人
必要だが動くに動けない何らかの事情がある人 でしょう。
これだけ、バラマキ政策なので100%はないですが
大気・水・土地・汚染された物から浴びる、汚染された物に触れる
汚染された空気を吸う・汚染された物を食べる・飲む
生きる事すべてに留意してもしすぎではないと思います。
どこに居ても脱被曝に心して生きましょう。
8月末から9月初めの降雨時に残念ながら雨濡れしてしまったのですが
参考までに計測値(5回計測して安定値はいずれも)をお届けします。
TERRA黒 服の濡れていないところ γ+β 0.13 β 0.000
雨濡れしたところ γ+β 0.17 β 0.003~0.004
降雨後、植物の茶枯れやまるでドライフラワーのような乾燥、
花びらが舞うのではなく、花首からボットンと椿のような落ち方をするのが
今年の春夏の特徴的な有様です。
ずくなし様
使える所があれば使ってください。
今後も参考にさせていただきます。どうぞご自愛くださいね。
「雨濡れしたところ γ+β 0.17 β 0.003~0.004」
濡れていないところに比べてこの程度の上昇はありそうですね。
γ+βが少し高いようですが、器械の特性でしょうか。SOEKSですと、0.17は地面に近づけないと出なくなりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150907-00010000-yomidr-hlth
直観では今年度中によりいっそう安全な場所へ移動できない人たちは、たいへん危険です。
> 眼の中の出血
耳・眼に限らず、出血場所や随伴症状、データにより診断名は分かれると思いますが
以下に尽きるかと考えます。
「ペトカウ効果」
水中では
長時間の 低線量率 照射 > 瞬間的な短時間の 高線量率 照射 で細胞膜が破壊される
胎児の水分量 体重 の約90%
新生児 約75%
子ども 約70%
成人 約60〜65%
老人 約50〜55% (性差・個人差を除く)
体内に入る内部被曝は勿論、雨濡れ・汚染された水濡れは
少量で慢性的な放射線照射であればあるほど 細胞膜が破壊される影響が大きい
耳鼻口・眼いずれも粘膜直通
すっぽりガスマスクか ゴーグル・耳カバー・マスクが本当は必要でしょう。
もくもくサウナに居るような状況ですから… くわばらくわばら…
詳細は 『人間と環境への低レベル放射能の脅威』あけび書房