福島第一原発構内は線量率がより低いのにモヤが立つ 作業員の安全は大丈夫か: ずくなしの冷や水

2015年07月21日

福島第一原発構内は線量率がより低いのにモヤが立つ 作業員の安全は大丈夫か

双葉町山田のMP測定値 2015/7/1〜7/21 16時

福島第一原発構内のMP測定値 2015/7/1〜7/20

福島第一原発構内のMPでは、高いところで3.7μSv/h、山田では9.7μSv/h、長者原交差点近くの6号線車内で6μSv/h程度。F1から離れるほど線量率が高いが、山田よりさらに離れた常磐道のMPでは最高は5μSv/hになる。F1の1号機から長者原交差点まで2.36km、山田まで4km。

なぜ長者原交差点や山田よりも構内の線量率が低いかは分からない。ただ、構内のMP-3やMP-5の測定値急低下後の戻りを見ると、山田では低下前の水準に戻るのに時間がかかるが、MP-5では速やかに低下前に復帰しており、放射性物質の降下は構内のほうが多いと見られる。

筆者の今最大の疑問は、長者原からF1を眺めて3番目の送電塔がしばしば霞に囲まれて見えなくなることだ。この3番目の送電塔は下の空中写真の左端上部の赤い点にあり、構内のMPで最も近いのはMP-5になるだろう。



2011/7/11の午後の画像。3つ目の送電塔がかすんでいる。


2015/7/21夕刻の画像。1つ目の送電塔は画像の外になっているから左端は2つ目の送電塔になる。なぜしばしばかすむのだろう。海に近い排気塔が見えていてもかすんでいることがある。1号機から3っ目の送電塔までは1.36kmしかない。

もしこの現象がガンマ線が強く大気中の水分がイオン化して滴粒が大きくなったことによるものであれば、もっと線量率が高くガンマ線が強い長者原に近いところで、あるいは山田に近いところでも同じような現象が出るのではなかろうか。



3番目の鉄塔のかすみ方からすれば、かすみが生じている範囲は、次の地図のオレンジの楕円を書いた辺りになる。ここに何があるのか。ALPSが楕円が欠けた辺りにあるはずなのだが、汚染水をろ過した使用済みろ材は極めて放射能が高いと言う。



使用済みろ材はどこに保管され、将来的にどう管理されるのだろう。汚染水処理が進めば、使用済みろ材は増えていく。
posted by ZUKUNASHI at 21:11| Comment(0) | 福島原発事故
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