福島第一原発の原子炉と使用済み燃料の中にあった放射性物質が等しく飛べば、ウランの拡散量が飛びぬけて多いはずだというのが筆者の持論だった。
その一方で、福島第一原発からの放射性物質の飛散量は3号機の爆発に伴うものが圧倒的なウエイトを占めるはずであり、それが折からの西風で東方海上に飛んだのだから多くは太平洋に降下したと楽観的な見方をしていたが、黄色い粉を調べていて、この期待は打ち砕かれた。
北米太平洋岸ではあらゆるものが黄色い粉まみれになったところもあるようだし、東に流れずに西に引き返してきたものもある。
まあ、前から予想していたとおりでそのこと自体は冷静に受け止められても、ウランなどを含むであろうこの黄色い粉がどこにどれほど降下したか、推測できないのがなんとももどかしい。
一つ言えるのは、北米大陸産の農産物にも少なからず汚染リスクがあることを覚悟しなければならなくなったこと。もともと米国には狂牛病もあったし、遺伝子組み換え作物や農薬の問題もあってそれなりの警戒をしていたが、福島第一原発事故後は緊急避難的に外国産品にシフトしていた。
これも見直さなければならない。
一つ不思議に思うことは、米国人の中でも放射能汚染を深刻に受けとめている人はわずかなように思えるし、西海岸には邦人も多いのに現地事情の発信も少ないように見えること。
海外で発症したら大変だと思うが・・・。
2015年07月17日 黄色い粉は今も降っている セシウムかウランかストロンチウムかプルトニウムかは不明だが
2015年07月17日 黄色い粉 花粉だとしたらなぜ2011年だけ太平洋の周りで異常に増えたのか
2015年07月16日 黄色い粉は太平洋の上空で押し返されて戻ってきた
2015年07月14日 黄色い粉は チェルノブイリで例があり 北カルフォルニアでも降った
2015年07月17日
黄色い粉が黄金のように見えても あれは集める人は誰もいない
posted by ZUKUNASHI at 16:09| Comment(1)
| 福島原発事故
日本的な食事など、とうに諦めましたが、肉までも諦めないといけないとは。
さて、今後は何を食べたらいいのやら。
某俳優さんみたいに「不食」でもやんないと駄目ですかね。
すみません、ただの愚痴でした。