海外在留邦人は帰国後に注意が必要 在留先により発症予備軍です: ずくなしの冷や水

2015年07月10日

海外在留邦人は帰国後に注意が必要 在留先により発症予備軍です

海外在留邦人が一時帰国の際に強い体調異変を示す例は少なくありません。

福島第一原発事故後、しばらくの期間を経て海外に避難した方にも一時帰国の際に日本の空港到着直後から体調異変を示す方もおられます。

ここ数日、北米や欧州の線量率などについて調べましたが、国、地域によってはなかなかの線量率です。

次は、2015/7/10日本時間正午頃のEURDEPのマップです。simple mapと呼ばれるこの地図は、ある程度公的な性格を持つモニタリングポストの測定値を掲げていると見られます。

まず、平均値。0.1から0.2μSv/hの地点がほぼ半分でしょうか。


最大値。0.1以上が多くなり、0.2μSv/h以上もあちこちに出ています。


線量率に大きな変動があるということは、放射性物質が飛んでいることを疑わせます。つまり吸気被曝の恐れです。

日本のMPの測定値と比較します。全国のMP2015/7/1午前の平均値です。福島県以外では、0.15μSv/hを超えるところはありません。



言うまでもなく、日本の公設MPの値は、3分の2程度に圧縮されているとの見方が一般的ですが、福島県以外の値を5割増ししても平均値では0.2μSv/hに届くものはほとんどありません。ピーク値についてはありうるかとは思いますが。

欧州に居住した場合、現在の日本の汚染の低いところと同等な外部被曝をしているケースが多いと言うことになります。

そして、在留邦人は日本食が好きで良く食べています。海外に送られる日本産食品は、国内で流通するものよりも汚染が少ないとは決して言えません。

海外に居住していても、日本国内で飲食料品に気をつけている人と同等またはそれ以上に内部被曝している例もありえます。

そういう方が、一時帰国して、あるいは完全帰国して、自分は被曝蓄積が少ないとの慢心のもと久方ぶりの日本食に舌鼓を打ったらどうなるか。

言うまでもないでしょう。

2011年の秋に欧州から一時帰国し関西に1ヶ月ほど滞在された方がその後体調を崩し、連絡が取れなくなっている人もいて筆者は大変心配しています。

被曝による健康障害は、しきい値なし直線理論が学問的な定説です。ECRRはそれよりも上に膨らんだ曲線モデルを提示しています。海外で被曝蓄積があり、日本で追加的な被曝をするとリスクは80度近い角度で高まります。



バンダジェフスキーは、チェルノブイリ事故前から放射性物質による汚染があったところは健康障害の出方が強いと指摘しています。

北米大陸については、データは掲げませんが、汚染は間違いなくあります。西海岸の福島県伊達市並みの汚染、しかもベータ線源が風に乗って飛んでいる・・・。

そういう海岸で延べ何時間過ごすと白血病や他のがんを発症するか、日光浴で紫外線とベータ線の刺激で肌がどれほど焼けるか、実験してみようという方がおられれば、ぜひ結果を教えてください。
posted by ZUKUNASHI at 12:51| Comment(0) | 福島原発事故
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