海外在留邦人も被曝している: ずくなしの冷や水

2015年07月04日

海外在留邦人も被曝している

台湾の被曝によると見られる健康被害は、汚染食料品の摂取によるものと筆者なりに結論を出しました。

福島第一原発事故後、海外在留邦人が一時帰国して体調を崩す例が相次ぎました。当初、原因が分かりませんでしたが、数が増えるとともに、海外での被曝実績があり、それに加えて日本で強い内部被曝をすると、国内在住者よりも激しい症状が出る場合が多いことが分かりました。

海外で暮らしていれば、汚染食品を食べないのではと思うかもしれませんが、今は、世界中に日本の食料品が出回っています。昼はいつも日本製のめんつゆに日本産のうどん、という方も決して珍しくありません。

茶、乾燥食品、きのこ、海苔、ダシの元など汚染の強い食品が海外にお住まいの日本人によって消費されています。

汚染食品は、警戒心が弱い地域に仕向けられています。西日本、海外では台湾、バンコク、クアラルンプールなどなど。汚染地域に住んでいないからといって健康被害を免れられるわけではありません。

福島第一原発事故直後に米国に輸入しようとした茶葉、海苔、麹粉末は当時の日本の基準を上回る汚染の強いものもあったと報告されています。

2011/3/30に寿司材料の一部がヨウ素131で汚染されており輸入業者が廃棄。4/5には麹粉末の輸入品からコバルト60、アンチモン124、ヨウ素131、テルル132、セシウム134、137の強い汚染が判明。このロットとその後のロットがFDAのDIL(導かれた介入基準)を超過、輸入業者によって廃棄された。2011/7に茶葉のセシウムがFDAのDILの3分の1と判明した例、海苔でも同様事例があった。茶葉と海苔については、日本の基準を超えたとあるから500ベクレル/kg超、麹粉末はFDAのDILを越えたとあるから相当に強い汚染であったことになる。生産地は書いていない。

台湾では、日本人でなくとも日本産食品を選好すると言われています。冷凍秋刀魚が年中売られているそうです。

このような地域で日本産の食品を多用した食生活を営めば、被曝症状が出るのは必至です。なんら不思議なことではありません。

それに福島第一原発事故当時、海外にいたからと言って吸気被曝を免れたわけではありません。次のグラフを見れば分かるように、プルームは地球を何周もしました。

CTBTOの観測網の中で高崎に次いでヨウ素131の濃度が高かったのはどこだと思いますか? フロリダ半島の中ほどの東側にある Melbourne, FL, USA.なのです。

アリューシャン列島のSand Point, Alaska, USA.もハワイのオアフ島も一日ごとの濃度の最高値でははるかに低かったのです。以下に、Melbourneを物差し代わりにしたグラフを掲げましたので関心のある箇所を参照してください。

そして、特にアメリカ大陸にお住まいの方、あるいはこれから住もうとする方は、2015年07月04日 福島第一原発事故は ノースアメリカ・シンドローム 2をしっかりとお読みください。この現象は、サンフランシスコに限ったことではないはずです。

ガンマ線のみを測る測定器では特に高い値が出ないからと言って油断できません。高いCPMの原因は、セシウムよりも寿命の長いアルファ線源やベータ線源によるものです。

バスビー氏は、セラフィールドの環境汚染問題に関連して海岸近くでは子供の白血病発症が多いことを突き止めています。

北米西海岸に●●フィールドの海ができる?? そんなことは考えたくありませんが、●●フォードの核施設も近い地域もありますね。心当たりの方はどうぞご安全に!

























posted by ZUKUNASHI at 17:55| Comment(1) | 福島原発事故
この記事へのコメント
ずくなし様、こんばんわ。先日、台北市の魚市場に立ち寄る機会がありました。魚市場内には寿司や海鮮丼を提供したり、海産物を販売する台湾業者の店があり、サケやカニ、ウニをはじめネタは日本からの輸入品が中心です。この店が大人気で、いつもレストランのカウンターは混雑、食品販売のレジには長い列ができています。

驚愕の光景としか言いようがありませんが、台湾は福島からの距離も遠く、日本のように健康被害が顕在化していないので警戒心は薄いです。こうした光景を見るにつれ、残念ながら当地でも甲状腺がんを含め健康被害が確実に広がっていくと思わざるを得ません。
Posted by 彦左衛門 at 2015年07月04日 23:13
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