東京湾岸はなぜか線量率が高い 湾岸での行楽は非推奨: ずくなしの冷や水

2015年06月23日

東京湾岸はなぜか線量率が高い 湾岸での行楽は非推奨

葛西臨海公園ではいつも空間線量率が高めです。

地表近くよりも地上高1.2m程度での測定値が高いことも多く、筆者はかねて海風に乗って放射性物質が飛んできているのだろうと推測していました。

今年も夏が来ました。もう車も手放しあちこち測って回ることもできませんので、測ってガイガーの値を参照します。クリックで大きな画像が出ます。



放射能が高いと言われても、ほかに子供を連れて行くところもないし・・・。そうですね、よく分かります。東京に住み続ければ、そういうやむを得ずを含めて、吸気被曝が増えることは避けられません。それだけです。

でも、南風の強いこれからの季節、できれば葛西臨海公園など湾岸の行楽地は避けたほうがよいかもしれません。中央防波堤埋立地には放射性廃棄物が埋め立てられていますし、各種のプラントもあります。最近の廃棄物処理関係の建物は煙突が目立たないように組み込まれています。






次の施設の煙突の配置は巧妙です。




ロータリーキルンでしょうか。


城南島には南部スラッジプラントもあります。


放射能に汚染された廃棄物を焼却や溶融した際に出てくるのはセシウムだけではありません。ウラン系列の核種やストロンチウムなどは計測もされていません。

羽田を離発着する飛行機から眺めるとこの辺りの空がかすんでいるとの声が多いです。
posted by ZUKUNASHI at 10:37| Comment(0) | 福島原発事故
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