放射能の検査に励んでも被曝回避にはならない: ずくなしの冷や水

2015年05月05日

放射能の検査に励んでも被曝回避にはならない

2015/5/5に筆者が送信した健康問題に関するメールを掲載する。

もし、ブログで貴殿から健康問題のご相談を受けたら、次のようにお答えしたと思います。

まず、地元産の農産物を食べず、西のものか海外のものを食べること。これを徹底すること。

放射能検査室の関係者は、検査して何ベクレル、低いから食べられると言う判断に依存しがちですが、これが大きな落とし穴です。
全部の食品を測って食べているわけではありませんし、農産物は個体差が大きいですからサンプルの平均値では低くとも、時には値の高いものにぶち当たることもあります。

貴殿は、1年前に体調悪化が激しくなったとのことですが、そうであれば原因は初期被曝ではなく、継続的な被曝ではないかと疑われます。
1年前か1年半前に、何か食べ物や生活行動に変化はありませんでしたか。

測定活動は必ず被曝を伴います。私は、汚染地域の測定には及び腰です。我孫子市の現地調査の記録で私の緊張度合いを読み取っていただけるでしょう。

できれば、放射能問題に関する活動を控えることをお勧めします。

参加されているNPO法人がどんな活動をされているか分かりませんが、年長あるいは年配者に混じってリスクが減る方向に作用する面ももちろんありましょうが、若手の方には、逆に測定業務や屋外業務が増えたりして被曝が増えることを懸念します。

それから、これは言いにくいですが、NPO法人に参加する大手企業の現役職員は、情報を得ることが目的で職務の一環として参加する場合もあると聞きます。NPO法人に参加すればその活動と構成メンバー、他のNPO法人や個人で活動する人の情報が入ります。彼らのために危険な業務を引き受ける必要はありません。

健康障害として、胸の痛みのほかに「脱毛、手の甲の痛み、足のふらつきと感覚異常。視力の低下。滑舌も良くないし、何より記憶に問題が出てきている」ように感じられるのであれば、私の基準ではかなり深刻な症状です。

できれば、避難していただきたいところです。

お住まいの地域にも、西日本産の野菜などを取り扱っている小型スーパーがあります。とにかく今は、飲食料品からの汚染物の徹底的な排除が必要です。

読者の注目する小売店舗を教えてください
http://inventsolitude.sblo.jp/article/102455082.html

測定器を駆使していろいろなものを測定しても、体調回復にはつながりません。

勤務中は止むを得ないとしても、ごみ焼却場や廃棄物リサイクル施設の排煙が流れていれば吸気被曝があります。それらの回避策は考えておられるでしょうか。

とにかく、汚染のない食品を摂取して生物学的半減期で放射性物質が排出されるのを促すしかないと考えます。バンダジェフスキー博士はサプリメントなどよりそれが一番大事と言っています。

福島第一原発の現状がどうなっているか、何が起きているか、世間の知らないことを知ることができて、リスク軽減に役立つのであれば、それは貴重な情報です。

ですが、私は、それらの情報がどれほど信憑性のあるものか、少し疑います。福島第一原発の現状に関するデータは隠蔽され、場合によっては歪曲されています。どんな優秀な学者でも、それらのデータなしでは、「科学的な」考察は出来ません。

そのような情報の入手に努めて将来的なリスクを減らすのはもちろん有益ですが、今差し迫った課題は、これまでの特に内部被曝をどうやって打ち消す方向に持っていくかです。

奥様が無関心とのことですが、その場合は、ご主人が配慮して子供達を守らなければなりません。

今、何が必要か、何を優先すべきか、よくお考えいただくようお勧めします。

私のブログの読者にも、子どもの爪の状態や体調悪化で内部被曝の進行が明らかなのに、学者を招いた講演会や原発反対の運動に時間をかけて食材選択などは二の次という方もおられました。

今急いでやるべきことは内部被曝の回避です。「対処方法」ははっきりしています。貴殿が身体を使って模索する必要はありません。
posted by ZUKUNASHI at 22:59| Comment(2) | 福島原発事故
この記事へのコメント
この記事に寄せる内容として相応しいかわかりませんが、気づいたことを少し。

空気、水分、食品、衣類と装身小物、家屋(建材)。
私たちの生存に必要なこれらから、いかに汚染の強いものを避けられるかを念頭に生活しています。

空気は住む場所で、飲食物は産地で、衣類、小物も生産地チェックが大切かもしれません。最近新たに購入したガイガーカウンターで発見したことを2つ。(γ線・β線)

@親族の居住する集合住宅が高い線量を示す。家屋の内も外も。→建材に問題か。

A本日、出先のビル内エレベーターに乗り込んだ途端、ガイガーの警報(振動)が始まり、中層階で何人か降りるまで続いた。同乗者の衣類か鞄等が汚染された物だったかもしれない(リサイクル品等)。もしくはご本人の身体から発していたのか…。

これらは、早く逃げるのみです。

また、インターネット上で、民間の放射能測定所が飲食物の有益な検査結果をボランティア同然で提供してくださっていますので、寄付をして利用させてもらっています。ずくなしさんのブログを含め、丁寧に調べれば被曝回避のための情報は結構あります。ありがたいです。
情報開示に対して様々なご意見もあるようですが、せっかく同じ国に生まれてきた者同士なのですから、知恵を出し合い助け合って生きましょうよ。
Posted by k at 2015年05月06日 18:28
集合住宅で測定した線量はどれほどですか?
β線も測れる機種ですと、γ線だけの時より高く出ますので、他の機種による場合や他の地域との比較ではβ線を遮断して測らなければなりまん。意外と厄介です。
エレベータ内のアラームもおそらくβ線の影響があつたのではないでしょうか。リサイクル品でなくとも、汚染地域によく出かける人の外套やカバンなどは強く汚染されている場合があります。
本人の身体から発していたとなると、これは相当のものです。放射線治療した直後の人は近寄るとものすごい線量を出していますが。
一度、β線遮蔽の場合とそうでない場合の水準の違いを確認しておく必要があります。
Posted by ずくなし at 2015年05月06日 19:31
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