大気汚染測定用ろ紙のセシウム濃度分析結果によると、3/15の午前0時台からセシウムが検出されているところもある。気象研究所などのシミュレーションからでは想像できない動きだ。

CTBTO高崎の観測結果は、周知のとおり東電の嫌がらせの計画停電で測定結果が得られていないが、3/13日からすでにさまざまな核種が少なからず検出されている。

強力なプルームが飛来したのは、2011/3/15の未明から。新宿区では3/15の午前4時台に急激に線量率が上がり、0.147μSv/hをつけている。
これはそのまま南下し、午前5時台には茅ヶ崎で空間線量率が上がり始めた。
WSPEEDIによる、2011/3/15、午前10時の地表近くのヨウ素の濃度分布。10時台に新宿、和光市、さいたま市ともに空間線量率のピークをつけている。

第一波はこんなふうに流れた。他のプルームでも言えるが、プルームの先端部分と言うか、真っ先に流れてくる部分はヨウ素の含有が多いようだ。


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