2015/3/11に寄せられたコメントの一部を掲載する。引用開始。
70代初めの両親は、(子どもを持つ私に)あまり政権批判するな、放射能の話をするな、と最近言います。母親(私)がそんな風に子供に洗脳すると、偏った思想になり将来就職(特に公務員)で不利になると。
孫の健康や戦争によってもたらされる未来を心配するより、目先の受験や成績、就職、年金(孫や私の!)の事ばかりを心配しています。
母親は特に「まさか国が私たちを騙すハズがない」と心から信じており、その様な目線で新聞の端から端まで読んでいる姿と、私の偏向傾向(私自身はそうは思っていないが他人はそう思うだろうとは理解している)を心配し、母と話を無難に合わせる父を見るにつけ、そうよね、これが所謂B層よね…と途方に暮れます。
皆さんのアドバイスのもと働きかけているのですが、どうもタイミングを間違えて反対にますます警戒されているようです。
ふーん、と流される感じ…
・・・引用終わり・・・
人々を階層分けしてその運命を論ずるようなことは控えているが、読者のほうが、鋭く見抜いている。
Wikipediaの記載によれば、B層とは「マスコミ報道に流されやすく、内閣をなんとなく支持し、自分で調べたり考えたりしない、理解力も乏しい」階層だという。
「主婦と子供を中心した層、シルバー層」を含み、「具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを支持する層、内閣閣僚を何となく支持する層」
言われてみれば、確かにそのような特性を持った人は、放射能汚染問題に関しては認識が乏しいかも知れない。マスコミに情報を、そして判断を依存すれば、現政権が人命無視の政策を取っていることにも気付かない。
「火災は、煙や臭気や熱気で危険が差し迫ってくるのが体感できるでしょうが、放射能は感覚で危険度を察知できません。マスコミや政府が逐次、正確な情報を提供してくれれば判断材料にできるでしょうが、それが叶わない状況では、余計に「多数派同調バイアス」と「正常性バイアス」が働くと思います。」
2015年02月21日 「多数派同調バイアス」で命を失うから
そのような人が放射能濃厚汚染地域に住んでいたら、体調を崩し、早々に身罷る人も出てくるだろう。B層は世帯単位でB層の場合も多いから、B層世帯のダメージは大きい。
B層とて、放射能が危険だと言う声は一度も聞いていないわけではない。聞いたが、信じなかった。さらに情報を求めなかった。一応調べても、自分の生活行動の規範には採用しなかったと言うことだ。
B層が覚醒することはないのだろうか。家族が深刻な病にかかり、自分にも同じような害が及んだときに、彼らは「お祓い」に頼るのではなかろうか。何事も気の持ちようだと。
B層は、自民党政権支持層の主要な部分を占めているだろう。B層の割合が相対的に低下したときの影響はどんな形で現れるだろうか。
それ以前にB層が覚醒して彼らにとっては「革命的な」行動に出ることを期待しているが、難しいだろうか。
2015年03月12日
B層から先に逝く B層の覚醒はあるか
posted by ZUKUNASHI at 13:35| Comment(3)
| 福島原発事故
B層の行動を間近で見ていて思いますが
彼らは、「活字を読む」ということをしません。
新聞は、経済面、政治面は「何かよくわからないけど付いている付録」扱いでテレビ欄とおくやみ、地方版の部分を読むくらいでしょうか。
なにか気が付かれませんか?
自分が、小学校高学年や、中学校で、新聞を読んでいたあたりがちょうど、今のB層の読むところと一致しているんです。
だから、「具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを支持」して「内閣閣僚を何となく支持」できるのです。中身が中学生なので、あまり裏切られるとか思っていませんし、裏切られても気が付かないままかもしれません。
ですので「B層が覚醒して彼らにとっては「革命的な」行動に出ること」を予想しますと、中学生あるいは、16歳の高校生がしそうなことにとどまるのではないかと思います。
社会的に影響を与える行動に出るのは難しいのではないでしょうか。
相対的にB層が死んでしまって、B層以外の比率が高まるので、
うん十年先には、いいかげんな政治はできなくなっていくのではないか?と思います
さて・・・そうなったら、票の改ざんですね。
もうすでに、やってるかもしれませんが。