我孫子市は線量率が高い 現地調査で地表0.4μSv/h地点も: ずくなしの冷や水

2015年01月31日

我孫子市は線量率が高い 現地調査で地表0.4μSv/h地点も

2015/1/31、風が冷たいが好天になったので我孫子市の現地調査。どんなに高いか少し緊張して我孫子に到着する前に測定器具の点検とセッティングを始めた。

電車が北柏駅に到着する直前に空間線量率が上昇。するすると上がり始めたので急いでカメラに収めた。SOEKSの最高が0.4μSv/hまで上がった。エアーカウンターも0.2μSv/hを指している。



我孫子駅北口から少し緊張して歩き出す。ここも何年ぶりだろう。すっかり変わっていた。次が踏破コース。利根川寄りの地域の線量率が高いことは把握してある。



6号線をくぐり、並木小学校の北側を歩く。手にした測定器を見ると、やはり高いようだ。坂を上り林を抜ける辺りで暑くなってきたのでダウンジャケットを脱ごうと思っていたら、集会所の濡れ縁があつた。今日は汚染防止のため、ダウンジャケットの上にウインドブレーカーを着ていた。

自分では手早く脱いでリュックに入れたつもりだったが、測定器の警報音が鳴り始めた。連続して鳴っている。棒の先に付けた測定器の数値は見えないので、手にした測定器をビニールの切れ端を巻いて地面に置く。

置いた当初は0.12μSv/h程度だったが、どんどん上がって0.4μSv/hまで行った。黄色が棒の先のもの。地表近くの線量率が高い場所は、ほんとの偶然で見つかる。



0.4μSv/hなぞたいしたことはないとお考えの方も多いだろうから、今回は場所を公開する。



地面の状態。筆者が測定していた間に女の人が通り過ぎたように思う。



ここを離脱して少し歩くと、電力中央研究所の駐車場のカンバンがあった。常磐線の下を抜けNECの工場の前を通って、水田の中の未舗装の農道を歩き、湖北駅に向う。この辺は、幹線道路から住宅街の細い道に入るとほとんど行き止まりになっている。幹線道路の歩きにくい歩道を気をつけて歩いた。道端で倒れて、それ見たことかと言われたくない老人の意地。

2時間半で湖北駅につき、1時間に2本しかない電車に間に合う。駅のベンチで累積線量を記録。





地表近くが0.227μSv/h、地上1.2mが0.185μSv/h、ともにこれまでの最高だ。地表近くについては、新しい測定補助具(棒)を調達して地表ときちんと向き合うようになったので高めに出ている。一方、地上高1.2mがえらく高い。エネルギーの高いベータ線が多くてそれが空間線量率を持ち上げた可能性もある。風が強かったが。地上高1.2mで遮蔽ありと遮蔽なしで二つ測定する必要がありそうだ。



上のグラフは、右から我孫子市、松戸市、松戸市、市川市、市川市、船橋市、左から千葉市、習志野市、千葉市。

筆者の方法で地域間格差がつかめることがわかった。取手市や柏市は我孫子に近い水準だと推定できる。

重ねて言う、何度でも言う。地上高1.2mの空間線量率が0.18μSv/hならセシウム換算で平米5万ベクレル。放射線管理区域の基準を1万ベクレルも上回る。こういうところでは、ヒトは健康に暮らすことはできません。ガンマ線は確かに減っています。ですが、ベータ線源、アルファ線源は半減期が桁違いに長く今の水準が孫子の代まで続きます。

これまでの現地調査箇所。


posted by ZUKUNASHI at 16:32| Comment(3) | 福島原発事故
この記事へのコメント
こんばんは、ホットスポットなんですね
はかれるガンマ核種よりもはかりにくいアルファ、ベーター
核種が存在することのほうが怖いですね

どうかお体にきをつけてください

私の知り合いに、(新潟、高年の方)白内障になっている
という話をききましたが

汚染によるものの可能性を忠告できませんでした、、
Posted by とおりすがり at 2015年01月31日 22:57
現地調査の結果に驚きました。
・・・以前より心配していたものの、・・・何度も・・・遊びに行っておりました。

やはりホットスポットなのですね。
悲しいですがもうなかなか遊びに行けないなと感じています。
付近に家族で住んでいる友人たちが心配です。
Posted by O at 2015年02月01日 07:23
Oさん こんにちは
少し補足します。私が検出したのは、濡れ縁に近いところです。濡れ縁にリュックを置いて測定用の棒をすぐ脇に置いていました。黄色の測定器のほうが黒の測定器より高い値を検出していたと思います。
線源はベータ線の多いものですからラジウムのようなものではないかと推定しています。
写真にある前庭の何箇所も調べたわけではありませんので全体状況は分かりません。私自身はこのような場所には長居しないことにしています。
ごく局部的に地表でベータ線込みで0.4μSv/hを検出する例は他にもあります。自宅近くでも見つけており、関東の広い地域で存在すると考えています。
地面にごく接近しなければ0.12とか0.13μSv/h程度ですから外部被曝が特に大きいということではありません。
危険なのは内部被曝です。それと、そのような線源がサンダルに付着したような場合は、足の指の爪などに障害が出るかもしれません。
大変言いにくいですが、2011/3/21は利根川に近い側からプルームが近づいて降雨とともに放射性物質が降下沈着しました。現地調査のコースもそのことを考えて選定しました。ベータ線源のある場所には、アルファ線源もある可能性がありそちらをより心配しますが、アルファ線源の所在は、私の保有する器械では探知できません。
Posted by ずくなし at 2015年02月01日 08:06
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