若者には海外に飛び出して欲しい: ずくなしの冷や水

2014年12月23日

若者には海外に飛び出して欲しい

2014/12/23に寄せられたコメントを紹介する。

わたしは今年首都圏から関西に越して、あっという間に半年が経ちましたが、自身の体調はとても軽くなりました。 毎日出ていた空咳や、茶色に変色していた足の爪も綺麗な無色に戻り、 悩まされていた心臓の頻脈も激減しました。

来年は東日本を中心に更なる健康被害が起こるのだろうと思うと、 悲しくなりますが、それでも小さな希望を見つけていかなければ ならないのでしょうね。

この3年半で関東にいる私の兄はアルツハイマーに罹り、義理姉は膝の皿が腐って一か月間の手術入院。 関東に住む友人たちも、癌発病が2名、突然死2名、最近でも心臓付近の解離性動脈剥離で死にかけた友人がおります。

・・・でも、彼らにずっと放射能の害を訴えても全然反応がありません。 最近も同級生に『多摩川の水が綺麗に戻ったのよ』と言われて、唖然としました。彼らの感性はまるで洗脳にかけられた幼児のような感じです。 そういう事はもうドウシヨウモナイので、兎に角一人でも多くの若者が移住をしてくれて、海外生活にも飛び込んでくれる事を願うばかりです!

・・・引用終わり・・・

周りでこれだけ健康被害を見てしかも自身にも障害が出れば、避難以外の選択肢はない。最近、親族、知人、友人への助言を諦めたというコメントが多い。筆者もそっちに傾いている。ブログに書く分には嫌な顔をされても見えないし、嫌なら読むなと言えるので書き続ける。アクセスがどう変わろうと損得は無い。反応は世間の意識水準、関心事項を知るための情報として意味があるだけだ。

東日本に住んでいても飲食物に注意すれば何とかなるかという点では、さらに悲観的になっている。

@ 毎晩のようにF1上空に航空機が飛来して海面を調べている。来ている場所はほぼ同じ。高度は最初低く次第に高くなる。広い範囲を見ている。

A F1沖合いで雲が湧いている。汚染水の流出、放出で一帯海面の放射性物質濃度は高くなっているはずだ。トリチウム、ストロンチウムが含まれないとは思えないが、ベータ線源でこれが陸に降っても把握は難しい。

B ベータ線源の沈着度合いを推定するためのフィールドワークを続けているが、舗装道路を歩いていてもベータ線込みの線量率はガンマ線のみの場合より数割高い。汚染地域はこの割合が2倍、3倍に達するところもある。

C 出歩くときは測定器を手にしているが、住宅街で瞬間的に0.79μSv/h(12/21)とか出ることは珍しくない。風が強いと0.3〜0.4μSv/hは頻繁に出る。いずれも風が放射性物質を運んでいるためだ。沈着した放射性物質によるものなら、そこに立ち止まれば高い値が再現できるはずだ。

D 時に高い値が出ることは、空気中に放射性物質があり、吸気被曝につながっている。上の読者のコメントにあるように空咳が続くようなら、空気中の放射性物質の浮遊が少ないところに転地しなければ治らない。

(マスクは、読者の実験結果から効果が高いことがわかっているのに、なぜ着用する人が少ないのか筆者としてはとても不思議に思っている)

E 追加的な対策としては、空気清浄機の設置程度しか思いつかない。それと外出を少なくすることだが、働いている人や子どもにはそれは無理だ。運動不足は身体に良くない。だが、ジョギングのような屋外での有酸素運動は疑問だ。屋内でジョギングマシン使用のほうが良い。腹筋運動を始めたとたんに突然死という例もあるが。

やはり避難しかないのだろうと思う。いったん、重金属アレルギーが出たりすると大変なようだ。化学物質過敏症と同じで生活が著しく制約される。

久しぶりのコメントを寄せてくれたKさん、避難されて体調回復されたよし、喜んでおります。
posted by ZUKUNASHI at 09:33| Comment(0) | 福島原発事故
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