仙台の甲状腺被爆量は大きい 宮城県の人口動態悪化の主因はこれだろう: ずくなしの冷や水

2014年12月19日

仙台の甲状腺被爆量は大きい 宮城県の人口動態悪化の主因はこれだろう

米国国防総省の被爆量推定値で仙台市が全国最大となっていることは、何度か触れました。


主要核種簡易分析法を開発したのでこれを適用してみようと、改めて宮城県下の空間線量率数値データを探しましたが、次のデータしか見つかりません。


測定場所も違うし、日にちも飛んでいます。でも、めげずに挑戦します。
まず、宮城野区の測定データと青葉区の測定データが連続するように、相対的に高いと見られる青葉区のデータに0.6を乗じて調整しました。そして簡易分析法を適用すると、あまりフィットしませんが、ヨウ素割合が大変高いことが分かります。オレンジのラインは、表計算ソフトに描かせた近似曲線です。簡易測定法は、数値の変化率に着目しますので水準を調整することにより逆に測定値の信憑性を確認することができます。


しかし、二種類の測定値の水準調整は現地の様子も分かりませんからここでは省き、両者について簡易分析法を適用します。

まず宮城野区分。3/16と3/17のデータだけを使います。セシウム134、セシウム137、ヨウ素131が1:1:10です。末尾の関連記事にはいわき市について分析結果が1:1:10だったと書かれています。これと並ぶ水準です。


次に青葉区分。3/28から3/31までの4日間のデータです。調整は加えません。セシウム134、セシウム137、ヨウ素131が1:1:15です。これでも少しフィットしないところがありますが、誤差の範囲でしょう。


仙台市の都心で測定されたデータでセシウムに対する推定ヨウ素比率が10倍から15倍と出たのは驚きますが、冒頭に掲げた米国国防総省の被爆量推定値の地域差を考えれば、なるほどと納得できます。

仙台にはりっばな大学もあるのに、学者がデータを収集して公開しているものは少なく、残念ですが、東北大学の桜庭政夫氏のホームページに空間線量率のグラフが掲載されています。次は、そこに掲載されていた画像を転載させてもらいました。


このグラフを見ると、3/16の午前0時に0.45μSv/hを記録しています。MPの測定値は、仙台市宮城野区で3/15の最高値が0.199μSv/h、3/16の最高値が0.194μSv/hとなっており、2.26倍の開きがあります。東北大学病院のMPがどんな環境に置かれているかわかりませんが、おそらく地上1mということはないでしょうから、地上1mで測った値はこれよりかなり高いはずです。

3/12の23時と3/13の16時にも大きなピークが出来ています。このプルーム襲来時には降雨がなかったためでしょうピーク経過後の線量率のベースはあまり上がっていませんが、吸気被曝は大きかったはずです。

前者は、3/12の21時に南相馬市で20μSv/hのピークをつけたプルームと見られ、早い時点のベントによるものですから希ガスや気体の放射性物質が多かったでしょう。

後者については、福島第一原発に近い他のMPで対応するピークが見当たりません。女川の記録にも大きなピークはありませんが、盛岡市では3/13の12時台に0.065μSv/hのピークを記録しており、仙台を経由して北上した強いプルームがあったことは間違いないでしょう。

このピークでは、1μSv/h弱を記録しており、3/15の10時台に0.809μSv/hを記録した新宿より高く、その前には0.8μSv/hを記録していますから新宿で見られたピーク線量を24時間の間に2回も経験したことになります。そして3/16以降は0.4μSv/h程度の線量率が続きました。

米軍のトモダチ作戦に動員され、仙台空港で働いていた米兵は深刻な健康障害に襲われたと伝えられています。

宮城県の人口動態は、ここに来て悪化傾向を強めています。


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posted by ZUKUNASHI at 12:10| Comment(0) | 福島原発事故
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