プルームが来ると雨が降る 放射性物質が多いと気象に影響も: ずくなしの冷や水

2017年09月06日

プルームが来ると雨が降る 放射性物質が多いと気象に影響も

関東にプルームが襲来した2011/3/15、筆者の記憶では晴れの天気だったと記憶するが、各地でにわか雨があった。

3/15、仕事を早く切り上げて帰ったという人が東京都内でにわか雨に打たれたとの情報をネットで見たし、読者から松戸市、龍ヶ崎市でもにわか雨があったと教えてもらった。

神奈川県の大和市でも短時間だが雨が降ったらしい。相模原市では12時頃に。

栃木県北部では終日霧雨のような雨が続いたが、これは気象庁の過去データで確認できる。

都内や茨城県、千葉県のにわか雨は、いずれも空間線量率のピークを過ぎて何時間か経過した後のようだ。

福島原発爆発後、空が灰色にくすんでいたとの観察が多いし、2011/3/15に台東区内で撮影された動画の画像を切り取り画像で比較すると明らかに空の色が違っている。

2014年07月25日 「お前放射能がみえるんか」 2011/3/15昼 東京都心はスモッグがかかっているように見えた

筆者も2011/3/15の正午前に所用で外出し、自分のいるところは日が照っているのに西の東京都内のいつも見えるビルなどが鉛色の空気にさえぎられて見えなかったことを記憶している。

相模原市で午前11時頃に外出した方は、東の空に不気味な色をし
た大きな雲を見ておられる。

放射性物質が、あるいはそれが付着した微粒子が大気中に流れてくると、それが降雨剤の働きをするのだろう。人口雨だって、上空でばら撒く量はしれている。

今、情報を求めているのは、2011/3/15朝の市谷辺りでの降雨だ。市谷で採取された土壌のセシウム、ヨウ素の濃度が異常に高く、雨が降ったはずだと見ている。

この市谷の汚染について、続研究日誌モンテカルロの2012年2月25日の「東京大学(文京区本郷)のセシウム汚染」と題する記事に次の記述がある。
「表面5ミリ程度の深さで、だいたい30平方センチ程度の広さから薄くかき集めた。(中略)ベクミルのLB2045に計測をかけた直後から、採取した土壌のスペクトルには、セシウム三兄弟のピークが林立し、あっというまに、およそ2000Bq/kgの強い汚染があることが明らかとなってしまった。」
この測定例との比較では、米国土壌調査の市谷の測定値は異常値だとはいえないようだ。

にわか雨は、プルームの襲来に伴って生じることがある。これは記憶にとどめておいたほうが良い。空間線量率が平常どおりでプルームが来ていないときも、今は雨水に放射性物質が含まれている。雨に濡れてはならない。

にわか雨といえば、2011/3/11の地震の最中に、一転空が掻き曇り、雨がぽつぽつと当たったことを思い出す。風も吹いて電線がビュービューと鳴った。地震の揺れによるものだけではなかったと思う。

長者原から福島第一原発を眺めていると、この辺は気象の特異地点になっているのではないかと感じる。構内には、ストロンチウムやセシウムが大量にあり、放射線も多い。崩壊熱で温度も相対的に高いだろう。

2015/1/28には、午後3時頃、湿度も高くなかったのに、数回にわたり10分から20分程度の間に、モヤのようなものが急に現れ、すぐに消える現象が見られた。



気象の変化を生ずるメカニズムはどうなのか知らないが、放射性物質や放射線が多いと空気中の水分がなんらかの変化を起こすことは間違いないようだ。

プルームが飛んできそうなときは、マスクと傘はセットの必需品だ。


神奈川県の海老名では2011/3/21の午前6時台にはすでに降雨が始まっている。3/15の小雨で沈着したセシウム、ヨウ素がこの雨で河川に流入、1日か2日後には神奈川県のほぼ全域で水道水中のセシウム、ヨウ素濃度が大きく上がっていただろう。

(初出 2014/11/1 11/3 追記 2015/4/2、2017/9/6)
posted by ZUKUNASHI at 13:16| Comment(0) | 福島原発事故
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