水道水にはウラン系列の放射性物質が含まれているはず: ずくなしの冷や水

2014年10月14日

水道水にはウラン系列の放射性物質が含まれているはず

2014/10/13にウラン降下関係の記事を何本か書いたが、思い出したことがある。

1年前の2013年09月04日に書いた記事「家庭で手軽にラドン温泉浴?」

ここに次のように書いた。

「まず、どういうときにラドン入り水道水が供給されるか? 長い間晴天が続いた後に、強い雷雨があった日の翌日か、翌々日に多い。」

福島第一原発事故で降下した放射性物質は、質量で見ればウランが突出して多い。水道水のセシウムが検出困難なほどに少なくても、ウランとその系列に属する核種は、簡便な方法で測れるというわけだ。

表流水には、セシウムなどとともにウランとその系列に属する核種が含まれ、それが水道水に入ってくる。「日本列島のウラン238、劣化ウラン汚染」で検討した結果からは、東日本に降ったセシウムが2kg、ウラン238が4トン程度と試算されたから、ウラン238はセシウム137の2千倍降っていることになる。ウラン原子は重いから原子の数が同じでも質量数は大きくなる。それに壊変はゆっくりだから単位重量当りのベクレル数は少ない。

東海アマ氏は、スペクトル分析では、「娘核種のBi214=609k Pb214=352k のガンマ線に着目する」と教えてくれた。

そういえば、東海アマ氏の尿検査の結果で、同氏がビスマスを検出し、地下水の飲用を推定していることがある。

ストロンチウムの娘核種イットリウムは、腎臓に害があるとされるが、ウランも同様なようだ。糖尿病が激増しなければよいが。

ウラン系列が時間の経過とともにどう変化していくか見るために次の表を作った。崩壊系列の途中で半減期が長いものがあり、そこで崩壊が足踏みする。当初ウラン238が1兆個あるとして計算を始めたが、3年で465個しか崩壊しないことが分かったので、次にウラン234が1兆個あると仮定してまた計算したが、トリウム、ラジウムで足踏みになった。



米国土壌調査の結果では、ウラン233と234が込みで計上されている。ほぼウラン238に似通った数値になっている。これはベクレル数だから、半減期の短いものは量が少なくてもベクレル数は多くなる。



ラドンになった後は、鉛210まであっという間だ。この間、壊変時にガンマ線を出すものがある。東海アマ氏の指摘どおりだ。



ラドンは、気体状の自然放射性物質とされ、通常は地下から漏れ出すとされている。しかし、福島第一原発事故後は、地表に降下したウラン238や234がラジウムになり、ラドンに変わる。ビスマスや鉛210が多いことは、ウランの存在を推定させることになるが、ラドンに変わるまで気の遠くなるような年月を要するので、ラドン濃度が顕著に上がることはないだろう。

それよりもはるかに怖いのは、劣化ウランを吸入したり、口に入れることだ。日本人の中には、イラクのファルージャ住民の嘆きををともにする人が増えるだろう。今、子どもの女子が成人になって出産するときまで、そして東日本に住み続ける人がいれば、その何代も後まで悲劇は継続する恐れがある。
posted by ZUKUNASHI at 11:23| Comment(1) | 原発事故健康被害
この記事へのコメント
私達が真っ先にしないといけないことは、
3号機のプール内の瓦礫の下を1日も早く東電に公開させることです。
「瓦礫の下を見たら、ある筈の使用済燃料の何割かが無かった」となると、
それらは2011/3/14の爆発時に飛散してしまっていて、
それらが日々200km圏内の住民の肺に溜まっていってることになるからです。

プール内にある使用済燃料は、
原子炉にある燃料と同じもの(原子炉から移して来てそのまんま置いてある)で、
単に間隔を広くすることで核反応が起きないようにしてるだけなのですから、
水素ガス爆発でプール内の水が動いてラックが壊れて燃料の間隔が狭くなったら
原子炉で発電時に起きてる核分裂の連鎖反応と同じものが起きても不思議はないし、
その際は制御棒が無いので
連鎖反応が行過ぎて燃料が溶けて気化して大気中に飛散しても不思議はないのです。
現に、2011/3/14の爆発を見ると、水素ガス爆発に引き続いて、
プール内の水が一瞬で水蒸気になって吹き上げられる様が見えるではないですか。
一瞬で水蒸気になった理由は、燃料が超高温になったから(溶けて気化するほどに)。

測定で使用済燃料の成分が見つからないから飛散してないに決まってる
と考えるのは間違え。
使用済燃料の成分の大半は、
堆積はとびとびなのに、測定器を数cm以内に近づけないと反応しない、
という見つけずらいものなのです。
たとえ、そこらかしこに膨大な量、堆積していても、
あんな数箇所しか測らないスカスカな測定の仕方で見つかるわけがない。
そこらかしこに膨大な量、堆積していてるか否かを測定で判断することは
事実上不可能なのです
(測定器を数cm以内に近づけないと反応しないから)。

それを判断するには、
3号機のプール内の瓦礫の下を1日も早く東電に公開させるしかないのです。

国連科学委、政府、学者、マスコミが、
「避難は20km圏で充分。その外は移住させなくても健康被害は出ない」
と言い張っていますが、
なぜそう言い切れるのか聞くと、
「使用済燃料はばら撒いていない」と東電が言ってるからだそうです。

国連科学委、政府、学者、マスコミがそんなことを平気で言える理由は、
もし間違ってて将来膨大な数の死者が出ても「自分も東電に騙された」と言えば
逃げ切れると思ってるからです。
そう逃げ切れる状況にしておくために、根拠の発信元をすべて東電にしてるんです。

しかし東電は平気で嘘をつく。
そのことはこの動画を見ればわかります(東電テレビ会議録画。本37-6)。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm23589204
http://www.nicozon.net/watch/sm23589204
上の動画が公開され、
東電がどれほど嘘つきかの証拠を彼らも見ている以上、
「自分も東電に騙された」という言い逃れは通用しない。
嘘と知っててそれに乗っかっているのは明らか。
いや、むしろ裏で、自分達の方から東電にその嘘を言わせている可能性が高い。
自分達の方から東電に
「処罰されるのは法人であって東電内の個人は誰も処罰されないから、
 我々が根拠にしたいことのすべてを、東電が言ってることにしてくれ。」
という感じで頼んでいる可能性が高い。
国連科学委も政府も学者もマスコミも、みんなが...

もし膨大な数の人が肺癌で死に始めたら、
まず国連科学委のメンバーを大量虐殺の実行犯として告訴することです。
そうすれば国連科学委のメンバーは
「根拠は東電発表だけだと言った筈だ」と反論し、
国連科学委自身が調査したと思い込ませるように騙したのは誰だ
ということで争いが始まって
誰が悪意をもって捻じ曲げたかの真実が表に出て来ます。

もう3年半も経ってるのにプール内の瓦礫の下を未だに見せてくれない。
3年半も経ってまだ見せてくれないのを
国民の誰も異常事態だとは思わないのでしょうか?
Posted by 命を大切に思う者 at 2014年10月19日 20:50
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