米国防総省による仙台市の被曝量推定はおかしいのか?: ずくなしの冷や水

2014年09月16日

米国防総省による仙台市の被曝量推定はおかしいのか?

大気汚染測定用ろ紙の放射性物質濃度分析結果のうち宮城県分はほとんど使えないことが判明。no DATAや日時の同定が困難などによる。そもそも3/12、3/13が調べられていない。

改めてデータを探し、桜庭政夫氏のホームページを見つけた。東北大学の先生が個人的に公開しているもの。そこに掲載されていた空間線量率の画像を転載させてもらう。



この図によると、2011/3/12に約0.8μSv/h、3/13に1μSv/h弱、3/15から3/16にかけて約0.45μSv/hを記録している。このピーク水準は、高崎や前橋のMPの測定値より高く、新宿並みだ。

新宿は主として乾式沈着だから、同じく乾式沈着の仙台も東京と同じ程度の汚染がありうることとなる。

次は、原発問題2014-02-03の記事から、仙台市内の土壌調査結果の例。

03. 2014年1月27日 22:21:36 : oqdhWzZkTM
宮城県庁屋上に設置されたモニタリングポストが再開されなかった理由は、その辺一帯が、チェルノブイリにおける強制移住区域に相当する、1平方メートルあたり60万ベクレルを越える放射性セシウムに汚染されたからです。
1キロあたり9300ベクレルの土壌が採取された地点は、仙台市青葉区二日町2−27にあるVIP仙台二日町ANNEXです。
このビルは、通りを挟んで南側に仙台市役所、東側に宮城県庁があります。
近くには勾当台公園や光のページェントが開催される定禅寺通りがあります。
仙台市内には、もしかすると、このような高濃度に汚染されたホットスポットが、まだ他にも存在する可能性があります。
除染に相当な時間を要したものと推測されます。
この汚染は、宮城県南部(霊山を挟んで伊達市と接する)の汚染に匹敵します。
宮城県、仙台市に知り合いがいる方は、その事実を伝えてください。

9,000ベクレル/kgはまれな高さだ。


女川のMPは、2011/3/13の午前1時50分に21μSv/hを記録している。仙台市の2011/3/12、23時の空間線量率のピーク約0.8μSv/hをもたらしたのは、このプルームだろう。一方、3/13、16時の1μSv/h弱のピークをもたらしたと見られるプルームは、その後どっちに飛んだのか不明だ。女川では21時頃にわずかに上昇しているだけだから、内陸に飛んだと見られる。

米国防総省による仙台市の被曝量推定は、仙台市内でのこのような空間線量率の変化を踏まえ、仙台空港での測定データをもとにして見積もられたものと考えられる。仙台空港で作業していた米兵に深刻な身体症状が出たことを考え合わせれば、仙台市の被曝量推定値が高いのは、納得できる。

宮城県に関しては、放射能汚染に関するデータが著しく不備で、被曝影響の検討が困難だが、仙台市の人口自然増の状況は急速に悪化している。

posted by ZUKUNASHI at 12:36| Comment(0) | 福島原発事故
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