自衛隊の海外派兵は在外邦人の身の危険を増す: ずくなしの冷や水

2014年08月26日

自衛隊の海外派兵は在外邦人の身の危険を増す

私は、日本が戦争に兵を送るようなことは絶対にやってはいけないと考えます。私のわずかな海外滞在でも、日本人は戦争をしない平和憲法を奉ずる国民であり、平和的、友好的な国民性だと受け取られていることを感じる機会が何度もありました。

中村哲ペシャワール会代表―自衛隊来るほうが危険から一部引用します。

アフガニスタンで医療活動や灌漑水利事業などの、人道支援を30年間続けている非政府組織『ペシャワール会』(事務局・福岡市)の、現地代表中村哲氏(67は、次のように述べています。

アフガニスタン人にとって、日本は、軍事行動に消極的な国だと思われています。
一言で言うと、敵意のない国。
これは、自衛隊の行動を縛ってきた、憲法9条の威力です。

今、活動拠点のアフガニスタン東部のジャララバードには、私以外、外国人はいません。
大勢いた欧米の人は、逃げ出しました。
米同時多発テロの後、米国を中心とする多国籍軍が、集団的自衛権を行使し、軍服を着た人々がやって来てから、
軍事行動に対する報復が激しくなり、国内の治安は過去最悪の状況です。

アフガニスタン人は、多くの命を奪った米国を憎んでいます。
日本が米国に加担することになれば、私はここで、命を失いかねません。


・・・引用終わり・・・

命を失いかねないのは、中村哲氏だけではありません。青年海外協力隊の人々、ビジネスで海外駐在の方々そしてその家族。もちろん、自衛隊員は一番の危険にさらされます。

自分や自分の家族は、海外に行くことはないと思っている方も多いかも知れませんが、子どもさんにいつ海外勤務の順番が回ってくるか分からない時代です。

集団的自衛権の行使は、やってはならないと思います。中東と違って、極東では国家間の緊張関係はあっても、外国人が国内にテロを持ち込むようなことはまだ起きていません。

これはやはり憲法9条の威力ではないでしょうか。

アフガニスタン人が多くの命を奪った米国を憎み、機会があれば報復したいと考えるのは当然です。幸い、日本は、これまで自衛隊が多くの人を殺戮するようなことはありませんでした。

米国のイスラエル寄り、好戦的な議員は、イスラム国の兵士が米国に潜入し、自分を狙うのではないかと不安を強めているといいます。

日本では、報復活動で命を狙われるかもしれないと考えている議員はまずいないでしょう。

戦争に一歩踏み出したら、歯止めが利かなくなります。それから反対しても、若者の戦場送りを止めることは困難です。はっきりと反対しましょう。国民を不幸にする因果関係は、放射能と違って疑問の余地はありません。

ウクライナの動きを見ていると、親ロ政権を打倒した後に来たのは、泥沼の内戦です。紛争地域の市民は、戦火の下を逃げ惑い、水や食料に事欠いています。どこかの国に乗せられて武力を使い始めると、苦しみ、悲しむのは市民です。ウクライナ東部の現地の悲惨さは、日本ではあまり伝えられていませんが、政府軍の砲撃で多数の市民が亡くなっています。

世界各地で紛争、動乱が増えています。とても危険な状況になっています。
posted by ZUKUNASHI at 21:42| Comment(0) | 国際・政治
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