健康無視なら何も言わないよ それも個人の判断だ: ずくなしの冷や水

2014年07月09日

健康無視なら何も言わないよ それも個人の判断だ

昨年くらいからだと記憶するが、急死された方がツイッターやブログに体調悪化の経過を記録しておられ、亡くなった後に注目される例が出ている。

読者から流行ファッションの先端を行く女性のブログに体調悪化を綴っているものがあるとも聞くし、有力なブロガーについて、ネット上で被曝による体調不良ではないかと指摘する人がいて、私も時にハラハラしながら見ているものもある。

私の目から見ても、被曝による症状に間違いないと思えるのだが、このような場合は、どうしたものだろう。

有名人だから、友人知人も多いだろう。誰か教えてやる人はいないのだろうか。

有名なブロガーだとセルフコンフィデンスが強いし、本人は放射能の害などはいっさい無視しているようだから、他人の助言など聞く耳を持たないのかもしれない。助言して逆切れされることもありそうだ。

しかし、もし自殺願望の人が毎日その準備の状況を綴っていたら、やはり止めろと介入する人が出てくるはずだと思うが。

昔、職場で不遇な友人が、遠隔地の先輩などに死にたいと書き送り、困惑した先輩から何とかして欲しいと依頼が来たことがある。

もう一人の友人と特急電車で赴任先まで訪ねて行った。寂しい田舎で、駅からタクシーを使い、暗くなる前に着いたが、住居を探すのに手間取り本人に会えたのはもう暗くなってからだった。

私らの訪問に喜ぶかと思ったら、不機嫌でお茶も淹れてくれなかったので、長居せずに帰った。

帰路、同行してくれた友人が、家庭問題が背景にあるのではないかというので、翌日留守宅に電話すると、妻は、夫が単身赴任でもなんにも問題はない。今のままで結構と、いかにも余計なお世話と言わんばかりだった。

その「死にたいおじさん」は、騒ぎすぎたという反省もあったのだろう、無事定年退職したが、その後大きな病気を抱え自宅静養が必要な別の友人を誘ってマージャンをしたりしていたので、私は内心許しがたいと思いつつ「死にたいおじさん」には近づかないようにしていた。

病気の友人が突然死したのは、それから程なくだった。

「死にたかったおじさん」は、今一人で暮らしている。息子が半月ごとに電話をくれるらしい。妻は、実の両親の介護を理由に実家に帰ったきりだ。

彼の妻について、友人が昔を思い出して言う。結婚式でずいぶん美人の嫁さんだとみんなびっくりしていたよな。まあ、ちょっと冷たい感じがあつたけど。

このおじさんが、何度か路上で転んだと聞いたのは1年以上前だ。1回電話して病院に行くよう促したが、大きな病院は混んでいるから嫌だと言う。

それなら勝手にしろ、と言いたい気持ちを抑えながら話を終え、その後何の連絡もない。

便りのないのはいい知らせとありがたく思っているのだが、記事を書きながら、もうすぐかなとふと思うこともある。

私も体調悪化をこのブログに書いたことがあるが、それは失敗談として書いた。明朝、病院に転がり込むべくじっとめまいに耐えています、などとは書かなかった。

体調悪化の症状を書くのはなぜだろう。有料ブログならまだ分かる。仕事の遅延をわびる意味もある。だが、ツイッターに書くのは、やはり助けを求めているのではないだろうか。

体調がどんどん悪化してくると、もう自分がどんな状況にあり、どういう手順でそこから抜け出したらよいか分からなくなるのではないだろうか。

病気をしたことのない人ほどそうなると思う。自分の体調悪化が尋常でないと無意識のうちに感じることもあるはずだと思うのだが。

体調悪化でこれまでの順風満帆の人生を狂わせられるのは耐えられない、それなら華麗な戦死を選ぶ? 

まあ、それも人生だと思うが、そのような戦死を心から称える人、理解してくれる人は少ないことだけは、健康なうちにしっかりと認識しておいたほうが良いと私は考える。
posted by ZUKUNASHI at 00:50| Comment(0) | 社会・経済
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