黄色い粉末状物体はなお正体不明: ずくなしの冷や水

2014年07月07日

黄色い粉末状物体はなお正体不明

黄色い粉末状物体はなんだったのかから続く

@ 黄色い粉末状物体の降下沈着が視認されたのは20114/3/24から3/25にかけてが多く、埼玉県所沢市、東京都下、神奈川県下で目撃例が多い。

A スギ花粉(つぼみ)は放射線を浴びると膨らむという。

B 黄色い粉末状物体を顕微鏡で調べた人は、花粉と花粉以外のものを観ている。参照サイト

C 所沢市の方が、屋根かベランダの集水口付近を測定した結果で毎時2マイクロシーベルト超を検出している。参照サイト ただし、この測定では、黄色い物質のみを取り出しての測定ではなく、同時期に降った他の放射性物質の影響もある。

D (劣化ウランが)「微細な粉末となって飛散している場合には効率良く放出される。放射線検出器 の窓の面積の範囲内に劣化ウランが1ミリグラムでもあれば、毎秒平均25個の割合で生み出されるβ線の5分の1が検出にかかると仮定しても、毎分300カ ウントにはなる。」参照サイト

E 「α線、β線による表面汚染を(略)SWRの計測チームが市川市じゅん菜緑地で測定したマイクロスポットでは8.1〜11.5Bq/cm2という放射線管理区域以上の高汚染部分があり(略)」参照サイト

F 上の例で、10Bq/cm2としてこれの5分の1が検出にかかると仮定すれば、毎分120カウントになる。私のフィールドワークでβ線とγ線込み150CPMのマイクロホットスポットを確認している。参照サイト

G Fのスポットの発見で、他の場所もいろいろ調べたが、私の住まいの近くでは、β線とγ線込みで同等な高い場所はまだ見つかっていない。

原因物質が何か分からないが、ストロンチウムかウラン。(おそらくは、いつも砂礫の上に原因物質があるので、ストロンチウムか)なお、井出川河口の高線量物質についての放射性物質測定結果ではウランが出ていない。

H 住まいから離れた場所では、β線とγ線込みで1万CPM強のマイクロホットスポットに遭遇している。

I 次の画像は、気になる謎の黄色い粉の画像まとめから拝借したものたが、これが全部ウランだったらものすごい線量になる。


J 黄色い粉末状物体に放射性物質が含まれていることは間違いない。ウランが含まれている可能性も高い。だが、セシウムなども含まれているはずであり、厳密な分析を行わないと核種は分からないし、現物が残されていない今はどうしようもない。

K 南相馬市の大山こういち氏のブログによると、黒い物質の核種分析を小出裕章氏は固辞したという。放射線量は小出氏も測定して公開している。難しい手間のかかる分析なのではないか。費用もかかるだろう。

L 私のこれまでのフィールドワークの結果によると、3/21以降の降雨時に東京近郊ではストロンチウムが降下したところは多いのではないかと思う。米国の土壌調査では、各地でストロンチウム89が検出されている。

M ウランは広範囲に降下している。掲示板への投稿から
<松葉第一近隣公園のベンチの横 測定結果>
2011年10月11日9:40 〜 10:30
地面からの高1.2メートル
•バックグラウンド0.372マイクロシーベルト/ hの
• 80.0 keVの、放射性物質= 254カウントの未ソートのタイプ
• 191 keVの、LEU (低濃縮ウラン)= 180カウント• 594 keVのCS- 134 = 221カウント
• 655 keVのCS- 137 = 208カウント
地面からの高15ミリメートル
•バックグラウンド0.628マイクロシーベルト/ hの
• 30.2 keVのCS- 137 = 621カウント
• 188 keVの、LEU (低濃縮ウラン)= 156カウント
• 594 keVのCS- 134 = 467カウント
• 654 keVのCS- 137 = 412カウント

投稿日:2011/10/13(木) 14:42:52.67 ID:f3UXtlyz0
「@柏市南部です、測定した範囲では全体的に降っている様ですが、南部と北部では濃度にかなりの差があります。南側では局所的に高線量になっている土壌を何回か測定すると低濃縮ウラン燃料を時々検知できる程度で、平均的な線量の土壌では検知できません。地上1m前後の高さでもセシウムしか検知できません。
それに比べ北部の高汚染地帯の中心部では、土壌を測れば何処でも低濃縮ウラン燃料を検知でき、地上1.2mの空気中でも土壌からの低濃縮ウラン燃料の影響うけて検知します。
つまり地面全体が低濃縮ウラン燃料で広く汚染されていると思っています。柏駅周辺は比較的低いです。」

N 私が遭遇した土壌表面40μSv/h相当のマイクロホットスポットの放射性物質が何なのかは分からないが、もしウランだとすれば、黄色い粉末状物体の降下地域とは異なる範囲で降下している可能性があり、関東の放射性物質汚染はところにより極めて深刻でファルージャの悲劇再来も排除し得ないと懸念している。

・・・・・

東海アマ氏がツイートでガンダーセン氏の指摘を踏まえ「フクイチで海水を注入したとき、核燃の中性子を浴びて生成された硫黄35である」との説のコメントを付してくれた。

この説については、議論の余地がある。次は、放射線医の方から寄せられたコメント

「Cl-35の放射化は[Cl-35(n,γ)Cl-36]です。
Cl-36は半減期30.1万年もの長い半減期で、β-崩壊かECのいずれかで壊変し、Ar-36もしくはS-36となりここで硫黄が生じます。本来タブーである海水注入により、通常あり得ない量のCl-36が生じた可能性はありますが、何せ超長半減期核種ですので、Bq数的には大したことないのかもしれません。
いずれにしてもS-35なり、S-36なりが目に見えるほどに降灰するようには思えないですし、どちらかというとCl-36が問題に思えるのに全く話題にならないようですね。」

(n,γ)は、原子核反応のうち(エヌガンマー反応)を示す。
ECとは、電子捕獲; electron captureのこと。

Cl-36については、その分析手法が問題になっており、平成23年9月29日に六ヶ所低レベル放射性廃棄物の線量評価に係る第一回意見聴取会が行われている。

Cl-38についての注目される研究結果もある。西京の放射線科医師氏の指摘どおり、注目している人はいる。
福島第一原発1号機(タービン建屋)で見つかった高濃度放射性塩素-38の原因は何か?[1]
「東電の測定が正確であると仮定すると、作業員たちが第1号機の炉心に海水を送り込んでいるときに別の強い中性子線源が存在した可能性を捨て去ることができない、と今回の分析は示しているように思われる。しかし、炉心の位置関係および海水が炉心とどのように接触したのか、詳細がわからなくては、確信を持つことは困難である。このような不確かさはあるにしろ、作業が行われているときに過渡的な臨界の可能性があることを東電が認識していることは重要である。そうでないと作業員は事態の抑え込み作業を試行している時に、これまでさらされていた危険よりもかなり大きな危険にさらされることになろう。過渡臨界は、共同通信社が報じた「中性子ビーム」が13回観測されたこと(上を見よ)を説明することができるかも知れない。本分析は決定的証拠ではないが、局所的臨界を除外することはできないことを意味するものであり、東電は作業員が必要な予防策をとることを保証すべきである。」
posted by ZUKUNASHI at 12:22| Comment(0) | 福島原発事故
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