日本国外で検出された放射性物質濃度は低いが健康被害が出ているらしいところもある: ずくなしの冷や水

2014年06月29日

日本国外で検出された放射性物質濃度は低いが健康被害が出ているらしいところもある

世界各地でのCTBTOの測定値。米沢仲四郎氏と山本洋一氏による「核実験監視用放射性核種観測網による大気中の人工放射性核種の測定」と題するレポートから転載。



上のグラフの上位主要地点をCTBTOの地図に落すと次のようになる。北半球は、全域で福島第一原発起源の放射性物質を検出。



次は、キプロス視覚化研究所(ニコシア)による「フクイチ・セシウム137世界拡散シュミレーション動画」から切り出した画像。蓄積量が分かりやすいよう色相を調整している。

事故後70日程度経過後



CTBTOの観測でフロリダで西海岸と同程度の放射性物質が検出されたこととこのシミュレーション結果は整合する。

北米大陸では、汚染によって健康に被害が出たと見られている。

※ ENENEWS2014/6/24
Birth defect deaths in West Coast state hit record levels during 2011 − Spiked 60% statewide, then returned to normal in 2012 − New gov’t document lists ‘Fukushima release along west coast of US’ as possible factor in birth defect cluster

※ ENENEWS2011/12/22
After Fukushima, there has been an increase in deaths in the United States − This has been corroborated by findings of deaths, particularly of children younger than 1 year in British Columbia

北米大陸への福島第一原発事故による放射性物質の降下沈着は、公式にはわずかとされているようだが、それなら吸気被曝が相当大きかった可能性がある。

リトアニアのヴィリニュス、スピッツベルゲン島では、研究機関によっても福島第一原発由来と見られるセシウムなどを検出されている。

フランスの政府機関によるシミュレーションでは、東南アジア、フィリッピンとインドシナ半島にもプルームが到達したと見られている。
Modelling the global atmospheric transport and deposition of radionuclides from the Fukushima Dai-ichi nuclear accident (pdf)から


キプロス視覚化研究所のシミュレーションでも同様に推定されている。

被曝による健康被害は因果関係の証明が難しいが、チェルノブイリ事故の後に日本では突然死やがん発症が増えたというデータがある。

北米大陸での健康被害増加が正しければ、他の地域、北半球全体に健康被害発生の恐れがある。日本では最近は適切な医療が受けにくくなっているが、東南アジアには医療サービスが充実していない国も多い。

大変心配されるところだ。


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posted by ZUKUNASHI at 10:45| Comment(0) | 福島原発事故
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