習志野市議会は「「集団的自衛権の行使を否定する歪んだ解釈」の変更」や「原子力発電所を一刻も早く再稼働」を求めて国に意見書を提出するのか: ずくなしの冷や水

2014年06月29日

習志野市議会は「「集団的自衛権の行使を否定する歪んだ解釈」の変更」や「原子力発電所を一刻も早く再稼働」を求めて国に意見書を提出するのか

習志野市議会が環境経済常任委員会で、原発再稼働を求める陳情を賛成多数で採択したとの情報を見て同市のサイトを調べた。

確かに「電力量料金(電気代)が高騰(約4割増)して生活維持が大変です。「安全が確認された原子力発電所を一刻も早く再稼働する」よう、市として国に対し、意見書を提出してください」という陳情が環境経済常任委員会に付託されている。議決結果まではまだ掲載されていない。

そして、「我が国国民の生命・財産を守り抜くため、時代に合わなく成り果てた「集団的自衛権の行使を否定する歪んだ解釈」の変更(訂正・改善)を閣議決定し、一刻も早く自衛隊法など関連法改正案を国会で議論するよう」国に求める陳情も出ている。



まあ、地方議会というものは、地方議員や自治体に直接不利益や困難が降りかからなければ、住民に良い顔をするものだから、採択されても何もおかしくない。

だが、習志野市などに関しては、私は放射能問題について対策を講じなければならないのではないかと気になっていることがある。

次の習志野市の地図で緑の点が香澄公園だが、ここでしばしば高い線量率を観測している。最近ではこの例がある。

2012/4/22の午後5時前に習志野市の芝園清掃工場(次の図の赤い★印)北側公道で空間線量率を測ったら0.61μSv/h出たこともあった。



習志野市民は、市内の空気が放射性物質を運んでいても気にならないのかもしれない。それよりも目先の電気料金が下がることを望む? 原発の稼動コストは廃棄物の処理費用まで含めれば、べらぼうに高いにもかかわらず!

習志野市のこれらの陳情は、マニアの方が提出、推進している可能性もあると思う。うるさいから適当に処理している面はありうる。

だが、それと大気の放射能汚染の問題は別だ。市議会の誰も被曝問題に関心を持たず、問題にならないような都市は、健康面ではリスクが大きい。

「濃厚汚染地域自治体はどう動くか」で「取手市の対応は「英断」だと思う」と逆説的に書いて読者からの反応を待ったが、コメントはなかった。

中央、地方の政府に対する不信はそこまで強いのかと驚かされることになったのだが。

習志野市は、人口流入もあり人口動態の悪化はそれほど顕著ではない。だが、見通しは甘かったか 般若心経より避難にご利益あり 決断の夏になりそうだに掲げた2014/4の居住世帯数、人口が、2013/4の居住世帯数、人口と比較してどう変化したか見たグラフは、この市の海寄りの地区を対象に作成したものだ。

地方自治体の行政に疑問点や改善を要する点があれば、時間と手間がかかっても同じ考えを持つ人達と協力し、粘り強く行政に働き掛けなければならない。議員として自分たちの代表者を送り込むことも必要だ。

だが、放射能汚染による健康被害に関しては、そういうことをやっている時間的な猶予はほぼなくなっている。被曝が続けば、確実に健康被害が生ずる。

もし、読者の中にこの市にお住まいの方がおられれば、日ごろ頻繁に空間線量率を測定し、どんな状況かを把握されることを強くお勧めする。

・・・・・

毎日新聞 2014年06月27日
 千葉県習志野市議会は27日の6月定例会本会議で、環境経済委員会で採択された「安全が確認された原発を再稼働するよう国に意見書を提出することを求める陳情」を賛成少数で不採択とした。これに伴い同委員会の賛成議員が発議した「原発再稼働を求める意見書」は、本会議審議前に撤回された
 市議会は東日本大震災直後の2011年6月、「原発からの撤退を求める意見書」を全会一致で採択したが、19日の同委員会は正反対の内容といえる陳情を賛成多数で採択した。

(初出 2014/6/26 追記6/29)
posted by ZUKUNASHI at 14:33| Comment(0) | 福島原発事故
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