米国防総省の被曝量推計結果にあわせて調整した独自推計被曝量: ずくなしの冷や水

2014年06月21日

米国防総省の被曝量推計結果にあわせて調整した独自推計被曝量

米国防総省による被ばく線量推定値を規準として、読者の外部被曝累積量を推定するとの関係を調整してみた。

以下に書くように大変粗い計算だから、その点を了承の上、ご覧いただきたい。

次の表は、米国防総省による被ばく線量推定値から主だったところの2011/3/12〜2011/5/11まで60日間の成人の全身被曝量を掲げてある。



この計測期間は、福島第一原発事故から60日間だから希ガスはなくなり、放射性ヨウ素は計測期間の終わりにはほとんど減衰している。この期間の経過後は、吸入による被曝は減り、外部被曝が主体になるだろう。

地名に黄色のハッチがある部分は、MPの日平均値を用いて日別の線量を計算し、これを60日間累積した値だ。東京は米国防総省は赤坂、MPは新宿と違いがあるがそれを無視すると、東京と山形が比較可能だ。

米国防総省の推計値は、MPの観測値から導いた被曝量に比して、東京で3.94倍、山形で4.38倍となっている。平均して約4倍と見られるから、黄色のハッチがある部分の全身被曝量を4倍したものが区分の欄が薄緑色の部分の全身被曝量だ。

宇都宮が0.53に対してOyama0.87、水戸0.95に対してHyakuri0.75と少し差があるが場所も異なるので止むを得ない。

次にこの推計値を2014/4末までに期間を延ばす。MPの観測値から導いた2014/4末までの累積値は、2011/5/11までの累積値の8.8倍から12.6倍だから最頻値の12.6倍を適用する。

その結果得られた2014/4末までの累積被曝量が薄緑色の部分の右側にある。

ちなみに「読者の外部被曝累積量を推定する」で試算した茨城県西部の方の2014/4までの累積被曝量は、7.19mSv〜7.67mSvだったから水戸を下回り、宇都宮を少し上回ることとなり、リーズナブルな推計値と言えるのではなかろうか。

上の推計では、水戸が特に高くなっている。水戸の2014/4末までの累積値は、2011/5/11までの累積値の8.8倍だからこの倍率を適用すれば、8.39mSvになる。

いずれにしても、茨城県下の住民の被曝量は多い。ここにはあげなかったが、米国防総省の推計値では甲状腺被曝量は全身被曝量の10倍もある。

上にも書いたように放射性ヨウ素は、80日間でほとんど減衰し、他の物質に変わっている。その変換先物質の危険性はもちろんあるが、全身被曝量は長期間の計算が必要であるのに対して、甲状腺被曝量は60日間くらいで勝負がついただろう。

ただし、百里、小山ともに甲状腺被曝量推定値は大きい。甲状腺障害は、被爆量に応じた非確率的事象として生ずるとされている。特に1歳前後の幼児の甲状腺被曝量が大きく見積もられている。

茨城県南部から千葉県北部にかけて、健康被害情報が続いている。親御さんはご心配だろう。

だが、国や県が親身になって心配してくれることはない。突き放すだけだ。今は、戦時下さながら、誰も人のことにかまっている余裕はない。子どもを親が死に物狂いで守らなくて誰が守ってくれようか。
posted by ZUKUNASHI at 23:11| Comment(1) | 原発事故健康被害
この記事へのコメント
水戸は外回りの人間が結構仕事先の住人が亡くなってる話集めてましたよ。
共通項があるんですよ。

突然性格が変わりだして、猜疑心バリバリで攻撃性UP
→あるときを境に突然大人しくなり
→廃人化
→亡くなる感じの流れ

一昨年から去年夏前くらいです。
脳神経系に蓄積しやすい金属ってあるみたいですからね。
Posted by KAT at 2014年06月22日 02:24
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。