ずくなしの冷や水

2017年05月07日

連休の放射能測定演習 事故後敷設ブロックの放射能は格段に低い

そう言えば、福島第一原発事故後にインターロッキングブロックを敷き直したところがあるはずと思いつき、測ってみた。福島第一原発事故後と言ってももう6年も経っているからそれなりに黒ずんでいる。

1 直置き 裸 α、β、γ計 34cpm
2 直置き 裸 α、β、γ計 44cpm
 ここではフィルムで検出口を覆ったら44〜49cpmとかえって高くなった。
3 直置き 裸 α、β、γ計 45cpm

34cpmで0.102μSv/h、。45cpmなら0.135μSv/hだから空間線量率並み。

0.102μSv/hは福島第一原発事故前の空間線量率ではない。

少なくとも0.1μSv/h超まで上がったのは

@ 福島第一原発事故後かなり時間が経ってから降った放射性物質を溜め込んだ。
A 周りから放射性物質が飛んできた。

どっちだろう。

インターロッキングブロックは、そもそも放射能が高いのか。

千葉市の南部でコンクリート製の水路蓋の上で、裸 α、β、γ計 65cpmを検出している。

今のBGを30cpm弱と見ればやはり差は大きい。
posted by ZUKUNASHI at 18:24| Comment(0) | 福島原発事故

知らなかったよー こんなだとは

2017/5/7の測定結果
1 打ち込みコンクリートの表面 経時変化で表面は粗い 裸
 α、β、γ計 69cpm
2 測定場所のT インターロッキングブロックの地表 経時変化あり 裸
 α、β、γ計 104cpm(0.3μSv/h超え警報音)
3 測定場所のU インターロッキングブロックの地表 経時変化比較的少ない 裸
 α、β、γ計 109cpm(0.3μSv/h超え警報音)
4 測定場所のU MAZUR付属のバッグに入れて 地表
 α、β、γ計 49cpm
5 測定場所のU MAZUR付属のバッグに入れて 地上高85cm
 α、β、γ計 48cpm
6 測定場所のU MAZUR付属のバッグに入れて 地上高64cm
 α、β、γ計 43cpm

7 測定場所のU レジ袋に入れて 地上高33cm
 β、γ計 67cpm

8 測定場所のU SOEKS直置き 最高0.2μSv/h (測定時間中の通算平均0.15μSv/h)
9 道路歩道 アスファルト浸透性は少ない 地表直置き
 α、β、γ計 58cpm

2017/5/6の測定結果
10 測定場所のU
裸で直置き α、β、γ計 96cpm(100cpm超過)
検出部にビニールを当ててβ、γ計 88cpm
検出部にアルミ板を当てて 44cpm
二重のビニールケースに入れて 28cpm

2017/5/7の追加測定結果
高さの違いによる線量率の変化
測定場所のTの近く
インターロッキングブロックを敷いた地面の上
1 直置き 裸 α、β、γ計 86cpm
2 直置き レジ袋で覆う β、γ計 92cpm(0.3μSv/h超え警報音の後、レジ袋を外して読み取り)
3 地上高5cm 裸 α、β、γ計 84cpm
1〜3は、測定器を置いた場所が微妙に異なる。直置きはこの微妙な違いが大きく影響。

4 地上高8cm 裸 α、β、γ計 88pm
5 地上高8cm ビニール袋入り β、γ計 80pm
8cmも飛ぶアルファ線は少ないので、この差がすべてアルファ線と見ることはできない。

6 地上高71cm 裸 (α)、β、γ計 48cpm
7 地上高84cm 裸 (α)、β、γ計 48cpm
8 地上高94cm 裸 (α)、β、γ計 46cpm
9 地上高200cm 裸 (α)、β、γ計 42cpm
ここの空間線量率は、46cpmで0.138μSv/h。42cpmなら0.126μSv/h。
地上高10cmくらいから顕著に減り始め、70cmくらいを超えると1mまではほとんど変わらない。1mから2mに上げると、ベータ線とガンマ線の一部が届かなくなるのではないかと見られる。



これらの測定結果から分かったこと
A 地表面でα、β、γ計100cpm超の場所はざらにある。少なくとも管理人の住む濃厚汚染地帯では。特に雨水浸透性のあるインターロッキングブロックの場所で高い

B 安価なビジネスバッグのような素材(内側から外側まで数層)で放射線の約半分を遮蔽できる。これは、アルファ線のすべてとベータ線のうちエネルギーの低いものの多くを遮断できるため。

C 仮に地表面で
α:8cpm
β:63cpm
γ:29cpm とすると
薄いレジ袋に入れて 地上高33cmで67cpmだから
α:0cpm
β:38cpm
γ:29cpm と推定され、ベータ線は6割になっている。

D MAZUR付属のバッグに入れて 地上高85cmでは地上高64cmよりも総カウント数が増えているが、これは検知するベータ線の数は変わらずに位置が上がったために検知するガンマ線の数が増えた可能性。

E レジ袋に入れて地上高33cm β、γ計 67cpm、レジ袋に入れてあるから地表でもアルファ線は検出しない。
検出部にビニールを当てて直置きβ、γ計 88cpmだったから33cm地表から持ち上げることで21cpmベータ線が減ったことになる。

以上のところから次のことが言える。
@ 幼児の夏のアリンコ観察は厳に禁止! ベータ線で目を傷める恐れ。MAZURの直径4.5cmの穴に毎分8本のアルファ線が入っている。ベータ線は脇から入っているものもあるので、穴から入るものの数は63本よりずっと少ないはずだが、至近距離に目があれば確実にベータ線が入射する。目は格段に小さいとは言えども。

A インターロッキングブロックを使った舗装工事、特に補修工事に従事される方は、ブロックが強い放射線を発している可能性があるのでご注意を。マスク、ゴーグルが必要。ガレキからリサイクルされた骨材を使ったインターロッキングブロックが出回っている可能性もあり、これらは新品でもそのカッティングの際に出る粉塵は大変危険。

B 夏の「素足にサンダル」は、ベータ線の被曝で日焼け症状を呈したりする。足の親指の爪が痛みもなくはがれる現象は広く見られたが、ベータ線の多いところではベータ線源が付着しなくとも爪に害を与えうる。

C 天然繊維に比較して合成繊維のベータ線遮断効果は大きい。湿疹が出来て風が吹くと痒みが増すという方には合成繊維の衣類を勧めてきた。厚いもののほうが効果が大きいが、薄いものなら何枚も重ねる。簡易な作りのMAZUR付属のバッグに入れて放射線検出数が半減したのには正直驚いた。

D 靴は天然皮革よりも合成皮革のほうがベータ線遮断効果は大きくなる。子供にはズック靴やスニーカーを。

E Eから身長の低い子供の身体の下半分が浴びるベータ線が多いことが分かる。岩手県南部で福島第一原発事故に遭遇された家族の小さなお子さんがベータ線熱傷を受けた例がある。

2011年夏、母が化学物質過敏症発症、関節痛、幼い男児はたった数メートル駐車場を歩いただけで今も跡が残るほど痒がる位皮膚が乾燥、父親視力低下、全員身体のかゆみなど。西日本へ避難。岩手県南部、家族4人。岩手県でも健康被害 男児はベータ線熱傷と見られ、身体のかゆみはベータ線源が原因と疑われる。

F 乳児を地上高の低いバギーに乗せるのはベータ線被曝の恐れがある。抱っこ、おんぶはベータ線被曝を最小限に抑えられる。父母の内部被曝が少なければ、外部被曝のシールド効果も。

G 自転車利用はベータ線被曝回避、屋外滞在時間の短縮の観点からは推奨できる。ただし、呼吸量が大きくならない範囲で走ることが必要。
posted by ZUKUNASHI at 12:00| Comment(5) | 福島原発事故