ずくなしの冷や水

2017年02月14日

ウクライナ軍総監の副議長が突然死

RT2017/2/12
The deputy head of the Ukrainian Army’s General Staff, Gennady Vorobyov, who was also the head of Ukraine’s National University of Defense, “suddenly” died on Saturday.

Vorobyov died “suddenly, at his workplace,” according to Ukraine’s presidential spokesman, Svyatoslav Tsegolko, who added that the Lieutenant-General had headed the Ukrainian army “on the front line” between 2014 and 2016.

President Petro Poroshenko has expressed his condolences to the deceased man’s family.

The general died right after returning to his office from meeting, presidential aide on defense Yury Biryukov wrote on Facebook, adding that he may have died as a result of heart failure.

Vorobyov, who was 55 years old, had “dedicated his entire life to serving his motherland,” a post on the official account of Ukraine’s General Staff read. Ukrainian Defense Minister Stepan Poltorak has called Vorobyov’s death a grievous loss to the nation’s army.

Last year, he was appointed as head of the defense university tasked with adapting Ukraine’s military education to the current environment, UNIAN news agency reported.

・・・引用終わり・・・

RTはサプライズを隠そうとせずにゲンナジー・ボロビヨフの急死を伝えました。ゲンナジー・ボロビヨフは、2014年から2016年の間、つまりウクライナ紛争から東ウクライナの戦闘が盛んだった時期に前線の指揮者だったとあります。

ロシア系のRTは、そのようなゲンナジー・ボロビヨフの経歴から特にその突然死が大きな驚きなのでしょうが、管理人は、55歳での心筋梗塞発症がチェルノブイリ事故と関係があるのかどうかのほうに関心があります。

チェルノブイリ事故当時ゲンナジー・ボロビヨフは24、5歳ですから既に入隊していたはずです。事故から30年後です。
posted by ZUKUNASHI at 20:06| Comment(0) | 福島原発事故

東南アジア在留邦人に被曝によると見られる身体症状 関連情報

2017年02月14日 東南アジア在留邦人に被曝によると見られる身体症状に書きましたが、読者から寄せられた身体状況悪化セルフチェック結果で新たな事実が判明しています。

吸気によると見られる初期被曝が西日本、さらには海外でも生じたことは確実でそれが健康被害を引き起こすことは避けられない情勢です。

これまで東日本以外では、福島第一原発事故から間もない時期に身体症状が生じても、福島第一原発事故との因果関係を把握することが難しく、原因不明のまま個々人の胸の中に収められてきたケースが多いのですが、各地で発生した事象を総合的に見ると、福島第一原発事故に起因すると考えるべきものが少なくありません。

海外在留邦人の一時帰国、永久帰国時の体調悪化体験は、多数寄せられています。これらの事例の多くは、海外でも日本食品を食べ続けていたり、海外で内外の被曝が懸念される生活行動を取っていた例が多いのですが、ほとんど日本に帰らず、それほど日本食品に依存していたようには見えない、福島第一原発事故前からの海外在留邦人にも健康被害が出ている例が寄せられました。

以下は、海外で生じた福島第一原発事故の影響と見られる事象です。

1 米国で乳幼児の死亡数が増加、甲状腺異常も
福島第一原発事故以降アメリカ北西部で乳幼児の死亡数が35%上昇しているという観察結果

2 北カリフォルニアでは、すべてのものが黄色い粉をまぶされた。
in Northern California. No one thinks the 'radiation' is real or a threat. We even had yellow powder coating everything after it rained for a month straight following fukushima,

3 フロリダで2015年末に柑橘の葉からセシウム134を検出
2015年11月18日 フロリダのかんきつ類などから今なお福島第一原発起源のセシウムが検出されている

4 マルセーユで黄色い雨の目撃情報
2015年07月17日 マルセーユでも黄色い雨 2011/3/27

5 台湾での甲状腺がん多発
2015年07月02日 台湾全土の新規がん患者数統計で甲状腺がんが発生率ベースで初めて10位以内に入る

6 インドネシアでも甲状腺異常が増加
2016年05月28日 インドネシア バリ島でも甲状腺障害 東南アジアの食材に放射性物質汚染もあるとの情報

7 CTBTO観測網の測定状況
2014年06月29日 日本国外で検出された放射性物質濃度は低いが健康被害が出ているらしいところもある

2015年07月04日 海外在留邦人も被曝している
2016年02月11日 アジア、欧州の在留邦人に健康被害が出始めている

8 長崎でのエアーサンプリング結果では半年近く時間が経過しても放射性物質が検出されています。
大規模原子力事故時の遠隔地における放射線被ばくへの対処 − 長崎に飛来した福島第一原子力発電所の放射性物質からの推測

9 新潟市巻町での深刻な身体症状の発現
2014年08月21日 新潟県でも深刻な被曝症状

10 中京、北陸、関西
2016年06月02日 福島第一原発事故から1、2ヵ月後も中京、北陸、関西ではベータ線源が大気中を舞っていたようだ

11 北海道では道東部に相対的に強い汚染があります。

国内でも福島第一原発事故時の放射能の測定事例は極めて限定的ですが、海外についてはほとんど利用可能なデータがない状況です。

これから新たな情報が出てくるとしても、それは健康被害情報になるでしょう。

特に途上国では検診や医療の態勢も弱く、今、あるいはこの先深刻な健康被害に苦しむ人が増えるのではないかと心配されます。
posted by ZUKUNASHI at 14:11| Comment(0) | 福島原発事故

東南アジア在留邦人に被曝によると見られる身体症状

被曝による身体状況の悪化を調べるセルフチェックリストによる採点結果は、国内居住者だけでなく、海外にお住まいの方からも寄せられています。

以前、このブログの読者で、米国西海岸に在住の方から、福島第一原発事故後、3年間毎年数ヶ月単位で東京に滞在し、かつ食材をほぼすべて日系スーパーから調達していたところ、TSH値が30近くになり即服薬決定になったと伺ったことがあります。

TSHとは、脳下垂体の前葉から分泌される「甲状腺刺激ホルモン」のことでその血中濃度は0.44〜4.95ng/mlが基準とされています。

この方の例を伺ったとき、管理人は、放射性ヨウ素の半減期が8日と短いことから、毎年数ヶ月の日本滞在、そして日本からの輸入食品の消費が甲状腺の障害をもたらす可能性よりも、米国滞在中に放射性ヨウ素を含むプルームに襲われた可能性、そしてその影響のほうが強いのではないかと受け止めました。

海外在留の邦人で今回セルフチェックの結果を寄せてくれた方が複数人おられます。意外なのは、これらの方の中にもセルフチェックの結果、相対的に高い点数が出た方がおられることです。そのうちのお一人は、東南アジアにお住まいです。

この方(仮にMさんとします)は、福島第一原発事故直後から現在に至るまで通算しても4週間しか日本に滞在しておられないようですから、日本から輸入された食品を常時食していない限り、福島第一原発事故による被曝の程度は、ほとんど現地の方と同じ条件だと言えます。

Mさんの採点は、A23点、B8点、C3点です。どんな症状などが出ておられるのでしょう。

まずC居住地と生活行動の影響ですが、これは7問あり、海外に居住している場合、問い24、25、30のみが採点対象で最低点数は3点です。

次にB被曝回避の習慣・努力については6問あり、最低点数は6点。Mさんは8点ですからどこかで2点上乗せされています。問い22のマスク着用の有無に関する問いで「B使わない」を選択されたでしょう。これで点数は合います。

さて問題のA身体症状です。このグループの最低点数は17点ですから、これが23点ということは6項目で1点上乗せか、4項目で1点上乗せ1項目で2点上乗せということになります。



Aグループに掲げた症状は、被曝した人の多くが訴える典型的な症状です。

被曝によらなくともこれらの症状のうちの一つ二つは出ることがありますが、五つあるいは六つ出ているのであれば、まず被曝症状に間違いないと見て良いでしょう。他の疾病でこのような症状が複合して発現することは極めて珍しいはずです。

放射線障害では、甲状腺がやられて自律神経が失調し、その結果免疫がおかしくなるという説があります。その過程で出てくる症状がAグループに掲げられています。

MさんもA身体症状で23点付いたということは、甲状腺に障害が出ている可能性が大きいと見られます。これまでに寄せられた点数の分布を見ると、23点は最も悪いほうから数えて3分の1を超える辺りに該当します。

日本に居住している者、中でも東日本に居住している者の採点結果が多い中でのこの症状の強さは、驚かざるを得ません。

Mさんにこのような強い症状が出た原因はなんでしょう。管理人は、福島第一原発事故により放出された放射性物質がMさんのお住まいの地域を襲ったからと考えざるを得ません。

海外の機関が公表した地球規模の拡散シミュレーションでは、福島第一原発を起源とする放射性物質が東南アジアを襲ったと推定されています。

次はキプロス視覚化研究所(ニコシア)による「フクイチ・セシウム137世界拡散シュミレーション動画」から切り出した画像です。蓄積量が分かりやすいよう色相を調整しています。


次は、フランスの政府機関によるシミュレーション
Modelling the global atmospheric transport and deposition of radionuclides from the Fukushima Dai-ichi nuclear accident (pdf)から


上の二つのシミュレーションは、どちらもセシウムに関するもので、ヨウ素とセシウムでは福島第一原発からの放出時点とその後の挙動が違うようですが、ヨウ素のほうが気体状のものが多く、拡散範囲が広い可能性もあります。

2011/3/15早朝、真っ先に神奈川県下を走り抜けたのは、ヨウ素主体のプルームでした。

上のシミュレーションでは、フィリピン、カリマンタン島、マレー半島、インドシナ半島までセシウムの降下沈着が見込まれています。

そして特に注目すべきは、これらの地域の沈着量は日本の西部よりも濃度が濃いと見積もられていることです。

管理人は以前から、東南アジアの人々がまったく無警戒のまま被曝したとの懸念を有していました。一部、インドネシアのバリ島などで甲状腺異常が出ているらしいとの情報はありましたが、今回東南アジア在留の邦人からセルフチェックの結果を寄せていただいて、懸念は確信に変わりました。

日本で生じた福島第一原発事故は、米国などでの甲状腺障害の増加をもたらしましたが、東南アジアでも同じような被害を及ぼしています。

現地では、検診、治療、投薬などの医療サービスが行き渡っているのか、それが一般の人々にとって利用可能なのかなど、分からないことが多いのですが、おそらくいろいろな体調不良や疾病が増え、苦しんでいる人は多いはずです。

日本政府は2014/7、ウクライナに対しチェルノブイリ原発事故の医療支援として3億5千万円の無償資金協力を実施することを決めています。

自国の原発事故で近隣国の国民に健康障害が発生していることが強く疑われるのに、これについては何もしなくて良いのでしょうか? 

日本政府は海外に対する援助表明を続けています。原発や武器輸出促進のためのもの、米国などの意向に沿った援助が多いように見られます。

日本は、自国がもたらした健康被害に責任を感じるべきです。最も基本的なBHN Basic Human Needsの充足のための援助を増やすべきと管理人は主張します。
posted by ZUKUNASHI at 11:19| Comment(1) | 福島原発事故